杉田水脈議員のLGBT差別発言について、
ゴー宣道場にゲストで来ていただいたこともある藤岡信勝氏が、
SNSに全面擁護する書き込みを投稿していて驚いてしまった。
原文が長いので要約すると、
杉田水脈議員への攻撃はポリコレ流の「言葉狩り」で、
同性カップルからは子供が生まれないという平明な事実を、
「生産性」という政策言語に置き換えただけ、
「生産性」という用語がよくないという人は、
ではどういう言葉ならいいのか、代案を示す義務があり、
それをやっていない者は、批判する資格がない、
杉田氏は政策論議をしているのだから、政策論議で対抗すべき
とのことだ。
いやいや。「政策論議」という名を騙る差別発言でしかなく、
代案もくそもないと思うけど。
世の中にはその人の生まれもったセクシャリティや、
個々の事情、病気など身体的な理由、人生の選択、
いろんな理由で子供を産まない、産めない人がたくさんいる。
政策用語だろうがなんだろうが、政治家が
「子供を作らない、つまり生産性がない」
なんて発言するのは凄まじい差別で、
それを見てギョッとするのが普通の常識的な感覚だ。
ポリコレ以前に、並の国語力があれば理解できることだと思う。
どうしてこんな無理筋の擁護に走ってしまうんだろう…?
慰安婦合意の文章を日本語と英語で精細に解説して、
そのトリックを暴いていた方なのに。
すごく謎だ…。
第76回ゴー宣道場
2018年10月14日(日)14:00~@東京・大崎
テーマ:「男女平等とLGBTの真相」
https://www.gosen-dojo.com/event/4902/