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小林よしのり
2018.7.31 07:11日々の出来事

『ゴーマニズム宣言』で描くテーマが膨大にある

6時起床、また睡眠不足だ。
昨日は『おぼっちゃまくん』のわしのペン入れを終わらせた。
細かい絵が多くて、付けペンを多用せざるを得なかった。

今日は「SPA!」発売で、オウム総括シリーズの1回目。
松本智津夫やオウム幹部の死刑によって、またしても
おセンチ知識人どもの情けない醜態がさらけ出され、不愉快
でしょうがない。
『ゴーマニズム宣言』欄外で4回と書いたが、第2回の
幹部死刑で、江川紹子が馬鹿くさいことを言い出したので、
これについても書かねばならず、もう1回、増やさねばなら
なくなった。

立憲的改憲についても、オウムのあと、また描き始めねば
ならない。
これはむしろ、長引いた方がいいだろう。
安倍3選が決まれば、今度こそ憲法改正の発議が迫ってくる。
描き続けねばならない課題が山積みだ。

明治憲法についても、いわゆる保守派で流通していた評価が
違っていると分かってきたので、描かねばならない。

他にも、死刑制度の問題とか、描かねばならぬ重大テーマが、
膨大に積み残されているので、『ゴーマニズム宣言』のネタが
尽きることはない。

もっとわし個人のプライベートに触れるエッセイや哲学も
描きたいのだが、なかなか余裕がなくて描けない。

今週末か、来週には、『ゴーマニズム宣言』単行本の企画会議
を、わし、時浦、岸端で、やろうと思っている。
担当・織田氏も参加してほしい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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