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小林よしのり
2018.7.21 08:47日々の出来事

野党は反対するだけはデマだ!

立憲民主党の枝野代表が2時間を超える演説を
行ったが、無駄に時間を費やしているわけではない。

安倍政権の紅衛兵・ネトウヨが、デマばっかり流して
いるのだから、マスコミはもっと「ファクト・チェック」
を精力的にやらねばならない。

特に「野党は反対するだけ」というデマは、
国会審議など見ない99%の国民を騙す危険性が大きい。

枝野氏が演説の中で言ったように、「成立している法律
等の約半数は全会一致」であり、立憲民主党は「約8割
の法案に賛成」しているのだ。
この件は特に国民に知らせるべきだ。

そして、経済産業委員会では、政府提出の審議案件が
なくなっているのに、「原発ゼロ法案」など、野党提出の
議員立法には審議拒否しているという事実も。

問題のある法案を強行採決ばかりで押し切るのは、
民主主義ではない。
産経新聞ら自称保守&ネトウヨは、「野党なんか要らない」
と思ってるのかもしれないが、それは確実に民主主義の
死であって、中国共産党と同じ一党独裁の国家を望んで
いることになる。
脳があるなら、少しは考えてみたらどうだ?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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