5月3日の拡大版ゴー宣道場。
立憲民主党の枝野幸男代表に登壇戴いた。
その時、山尾志桜里衆院議員から
枝野氏に「民進党でやった皇位検討委員会
(にあたる組織)を立憲民主党でも設けて下さい」
と呼び掛けた。
私も「それは私からもお願いします」と声を添えた。
それに対して枝野氏は、
その場で「やりましょう」と約束してくれた。
しかし、政治家の約束をどこまで信用してよいのか。
これまで裏切られた経験もある。
だから、正直に言って半信半疑だった。
ところが、枝野氏は早速、約束を守ってくれた。
7月20日に「安定的な皇位継承を考える会」がスタート。
会長は海江田万里衆院議員。
事務局長が山尾氏。
私はそのキックオフの会合に招かれ、
「皇位の安定的継承に向けて」と題して話をした。
当日、配布したレジュメで取り上げたのは、以下の内容。
「1 来年の『ご譲位』(生前退位)を巡って
(1)皇室典範特例法の達成と課題
・事実上のルール化 ・典範改正が筋
(2)ご譲位と直結する論点
・日取りの問題 ・改元
・12月23日をどうするか
・皇位継承儀礼と憲法
・即位の礼挙行日の改善
2 皇位継承の安定性・永続性を保つために
(1)内親王・女王方がご結婚後も皇室の
ご公務を継続される案→
(2)旧宮家系男性が新たに皇籍を
取得できるようにする案→
(3)女性宮家を創設する案→」
同会の幹事に就任された衆参両院の議員は皆さん、
責任感、使命感を共有して戴いているようだ。
しかも会長以下、具体的な取り組みの
スケジュールについても、明確な見通しを持っておられる。
心強い。
特例法での「勝利の方程式」を念頭に、
是非とも良い成果に結び付けたい。
後に振り返って、
あの日こそ皇室の危機を打開する
第1歩だったと思い出せるように。