先日のTBS番組への出演。
それなりに好評を戴けたようだ。「知らなかった」「勉強になった」等々。私がバラエティー番組に出演する事には賛否があり得る。「オチャラケた番組に出演していると、重要な問題での発言も軽く見られがちだから、控えた方がよい」「一定の視聴率があれば、娯楽番組でも出演して、発信力を拡げた方がよい」と。しかし一般論ではなく、個別に判断するしかない。今回の場合は担当者が、私が以前に手掛けたブックレット『日本の祝祭日を考える』をちゃんと読み込んだ上で、依頼して来た。断る理由は無かった。実際の放送では、時間の制約で収録した内容がかなり削られたようだ。例えば台本では、私が(元キャンディーズの!)伊藤蘭さんに質問し、彼女と少しやり取りする場面が予定されていた。これは私が最も楽しみにしていた場面。ところが本番では、MCの加藤浩次さんが、私の質問を横取りして、レギュラーのHKT48の指原莉乃さんに投げ掛けた。その為、私は指原さんとやり取りするハメに。平静を装いながら、内心では(こんなはずじゃなかった、残念!)と悔しかった。伊藤さんとやり取りする機会は、永遠に失なわれてしまったのだ。でも指原さんの勘の良さ、頭の良さはずば抜けていていて、感心した。…が、その場面はまるごと切られたようだ。やむを得ない。少しでも「ためになった」と思って貰えたなら、
それで満足だ。