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高森明勅
2018.6.23 07:00日々の出来事

【代々木駅近くのユニークな書店】

東京・代々木駅の近くにユニークな書店が2軒ある。
 
1つは日本共産党本部のすぐ側にある「美和書店」。
 
共産党が直接経営しているのかどうかは知らない。
 
でも店頭に並んでいるのは殆ど「そちら」系。
 
他の書店ではまず見かけない“貴重”な品揃えも多い。
 
そこから少し歩くと
「BOOKS鎮守(ちんじゅ)の杜(もり)」がある。
 
神社・神道の専門書店を名乗る。
 
場所は全国の神社を束ねる「神社本庁」のすぐそば
(と言うことは共産党本部と神社本庁がごく近くにある
という事でもある)。
 
これも神社本庁との直接的な関係は知らない。
 
でも店員は神社本庁の職員が交代で
入っているように見える。
 
どちらも狭いが際立って特徴的な書店。
 
だから代々木に行くと、時々それらの店も覗く。
 
でも、この2軒をハシゴする客は、余り見かけないようだ。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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