博多にて、いろいろな意味で濃密な夜を過ごした後、
昨日は「板付遺跡」に寄って東京に帰りました。
大学の考古学の授業では縄文時代が中心なのだけど、
せっかく空港の近くにあるんだから
弥生時代の集落も見てみたい!
というわけで、土砂降りの中、バスに乗りました。
「板付遺跡」は、弥生時代のもっともはやい時期に
コメづくりが行われたムラです。
集落のまわりをぐるりと囲むように溝があるので、
環濠集落といわれます。
その集落ができる前(弥生時代早期)は、
今とほとんど変わらない水田があったことが
発掘調査によってわかっています。
弥生時代のムラってすごい。
驚いたのがコチラ
弥生時代の人の足跡だって!
ほ、ほんとかなあーーー。
水田は突然の洪水によって埋まってしまったのですが、
このとき、ムラ人の足跡が残されたんだそうです。
福岡県警の鑑識課によると、
「身長164センチ前後、歩行途中で滑りそうになり、
あわてて態勢を立て直している人」だそうで。
ほ、ほんとかなあーーー。
弥生時代もすごいけど、現代の鑑識もすごいぞ。