ライジングのコメント欄を読んでいたら、
「辻説法」をずっと「汁説法」と読んでたという人がいて、
完全にツボにはまってしまい、苦しいぐらい笑ってしまった。
しるせっぽう・・・
愉快な人やなー。
「しる」ってめちゃくちゃ笑いに変わる言葉だもんなー。
なんだか囲炉裏を囲んで、きのこ汁でもいただきながら、
御説法を受けているような絵も浮かんだ。
でも、あるよ、あります。
私だって山ほどあります。
「生成り」を「なまなり」と読んでたし、
「病床に伏す」を「びょうとこにふす」と読んでたし、
書店へ澁澤龍彦の『胡桃の中の世界』を探しに行って、
「こももの中の世界、ありますか?」と聞いたことあるし。
とある雑誌の私に対する一方的な侮辱記事で、
「手練手管(てれんてくだ)」
と書かれて激怒しまくって、編集者や弁護士への電話や、
公開収録の生放送なんかで、
「しゅれんしゅかんだと!? ふざけんじゃねえ!」
と真っ赤になって言ってたし。
いまだに、原稿書きながら、漢字変換がすんなりされず、
「なんでこんな簡単な単語がこのパソコンの辞書には
登録されていないんだろ?」
と不思議に思ってることがあるから、たぶん、それは、
私の読みかたが間違っているんだと思う。
この読み間違い地雷、いつなんどき火を吹くかわからねえ。
せめて恥かいたときの、とんちの効いた切り返しを鍛えて
おきたい。
それに近い話、笹さんとの「淑女我報」でも語っていて、
今回はゴー宣道場ブログの右上にも出ているし、
Youtubeでも見られるので、ぜひ。
https://youtu.be/MK1Nmf-tucc