12月2日、3日にJNNが行った電話世論調査では、
国会で審議されている森友学園問題について、
政府の説明に「納得できない」と答える人が8割。
自民党本部が、モリカケ対策のために大量購入して配布中の本では、
「森友・加計事件は朝日新聞の戦後最大級の捏造」と謳われ、
安倍晋三を擁護するために、常人の想像を軽やかにスキップしながら
度外れていく、ウルトラCな屁理屈の数々が書かれています。
森友学園の園児たちが「安倍首相ガンバレ!安倍首相ガンバレ!」
と声を上げる異様な映像がテレビで流されたあたりから、
それまで森友学園にかなり入れ込んでいた議員たちがつぎつぎと
手のひら返しをはじめ、
かつて、森友学園の代理人として法廷に出廷していた稲田朋美は、
と国会で答弁。
ところが、すぐに裁判出廷の記録が見つかり、虚偽答弁をしたことが
が発覚。
記者たちに取り囲まれ問いつめられると、稲田はこんな異次元の回答
をくり出して、日本中を唖然とさせました。
「私は本当に、自分の記憶に基づいて答弁をしている。したがって、
私の記憶に基づいた答弁であって、虚偽の答弁をしたという認識はない」
“自分は本当に浮気してないという記憶に基づいて答えている。
したがって、自分の記憶の中では浮気してないのであって、
相手が「この人としましたよ」と思いっきり証言してるし
写真もあるみたいだけど、自分は、ウソをついたという認識はない”
みたいな。これ、稲田の言い分を信用できた人、いますかね?
いるんですね、小川榮太郎さんです。
こう書かれています。
大筋から言えば、答弁に別段の誤りはない。十三年前の代理出廷の有無
など、本来、政治家の答弁による責任問題の範疇を逸脱しているという
他はない。
ところが、(稲田朋美の)記憶の欠落があまりに徹底的で、そのため
稲田の否定が余りにも強い口調だったために、格好の攻撃対象となって
しまった。
稲田の記憶、マジパネェほど徹底的に欠落してっから、
あれウソじゃねーんだぜ。だって。
わたし、思わず吹き出して、この行、エンピツで◎つけてしまいました。
こんな異次元のウルトラ屁理屈が、次々出てくるトンデモ本、自民党は、
モリカケ問題逃れのために利用してますよ。
大丈夫ですか!?
まだまだ登場、異次元の屁理屈については『泉美木蘭のトンデモ見聞録』