産経新聞の言論サイト「iRONNA」に、
「山尾志桜里、どういうつもりや!」なる特集ページが作られており、
数々のゲスバッシング記事や、花田紀凱の動画などが集められていた。
みっともない記事でいっぱいだったが、特に、谷本という女性による
「山尾志桜里「不倫疑惑」を世のオンナたちはなぜ許してしまうのか」
という記事は、オンナの醜い汚い部分がみっちり濃縮されており、
ゲンナリさせられた。
ひたすら嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬の私的怨念にまみれ、「山尾憎し」と
内側からにじみ出る汚い言葉を並べたて、自分のゲスい世界観からしか
見えない憶測をありったけ披露しているだけ。
こんなむちゃくちゃなものを掲載して、よく恥じないね。
さすが、産経の「オピニオンサイト」だと思う。
多くの書き手・話し手が「むき出しの好奇心」に屈しない山尾氏を、
「上から目線」と非難している。
あの発言を「決意」ととらずに「傲慢」と解釈するのは、受け取る側の
心の問題でしょう。
自分のむき出し加減を指摘された気がしたなら、
「そっか、こんなの醜い好奇心だったわ、冷静にならなきゃ…」と
ひそかに思い直せばよいのだし、わざわざ下から目線で睨みつけて、
デマ雑誌・週刊文春に同調し、ますます自分の醜さをむき出すことは
ないと思う。
それとも、それほど週刊文春が正義に見えますかね?
完全なデマ雑誌、でっち上げ雑誌に成り下がっているのに?
自分の境遇と山尾氏のステータスだけを比較して「エリート憎し」に
直結させる心理。
「女のくせに生意気だ」
「女のくせに家庭と子供をないがしろにしやがって」
「家庭のある女なのに自由に自分のやりたいことしやがって」
「美人でエリートだからって、何でも思い通りになると思うなよ!」
という心理。
「政治は《お偉い政治家様》がやっているもので、自分らにはなんやら
まったくわからない。ところが文春砲によると、不倫して楽しく遊んで
いたらしいじゃないか。
しかも『屈しない』なんて、政治家様の地位だからって、上から目線で
威張ってるんじゃねーぞー!」
という心理。
しんどい毎日を送っていて、思い通りにいかないことばかりで、
数年先のことが常にぼんやりと心配で、情報弱者にもなっていると、
八つ墓村にどっぷり浸かって憂さ晴らしに走ってしまう、
その集合体が「大衆」という現象。
そんなことは当たり前にわかりきっていることかもしれない。
じゃあ、大衆に土下座しなければならないのか?
しばらく静かにしていなければならないのか?
大衆に迎合して、国家のためにやるべきことを放棄すべきなのか?
どこに、山尾氏ほどの働きをする政治家がいるのか?
少なくともテレビに出て、公共の場で話す「専門家」とされる人や、
新聞社の「オピニオンサイト」に寄稿するような人間たちが、
集団ヒステリーに乗っかって、好き放題に勝手な言いがかりをつけ、
なぶり殺しに参加するのは異常すぎる。
「言論」を騙ってリンチのやり方を実演してみせるのはやめろ!
デマに踊らされて魔女狩りに手を貸すな!