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泉美木蘭
2017.2.27 01:55

森友学園問題、安倍首相ふたたび手のひら返し答弁!

今朝はMX「モーニングCROSS」だった。
森友学園の続報を扱うということだったので、番組の直前に、
持ち込んだ登記を拡大コピーしてもらい、土地の所有権について
「錯誤」なる不透明な移転があるという点を説明した。
オピニオンのコーナーでは、退位の要件「天皇の意思に基づいたら
憲法違反にあたるじゃないか」、という言説についての問題点を
解説した。

帰宅して、ライジングの原稿素材を整理しながら、現在行われている
国会のネット中継をずっと聞いているんだけど、森友学園に関しては
民進党・福島議員の追及が迫力を増している。
テレビで流れている塚本幼稚園の園児による「安倍首相がんばれ!」
についても取り上げられた。

しかし安倍総理の答弁はひどい。
今日は「安倍首相がんばれ!」を突き付けられて、
「この学校で行われている教育についてはまったく承知しておりません」
と!
えぇえ!? 先日まで、籠池理事長の教育方針に共鳴していたのに!?
答弁がふたたび180度転換!
手のひら返し極まれり!

さらに、この一連の追求を「レッテル貼りだ」と言って、
まるで自分が被害者かのような物言いをしたかと思うと、
籠池理事長が安倍晋三記念小学校の名前を使ったことについて、

「総理大臣でないときは名誉棄損で訴えますが…」
「菅元総理から私は名誉棄損で訴えられたことがある」
「その裁判には、私が地裁でも高裁でも最高裁でも勝利しましたが」
「裁判をすると弁護士との打ち合わせなど膨大な時間がかかる」
「菅さんが私を名誉棄損で訴えました」
「私が完全勝利しましたけどね」

などなど、まったく本題とは関係のない話を持ち出して時間稼ぎ。
審理妨害ですよ。

民進党福島議員は、近畿財務局長、理財局長、籠池理事長の
参考人招致を求め、同時にこの問題に関する集中審議を求めた。
特に籠池理事長の参考人招致は早く実現するべきだ。
直接、理事長から話を聞けば明らかになるような話ばかりじゃないか。

・・・という記事をライジングにまとめるつもりでいま書いているのに
明日が待てなくて、このようにブログに書いているわたしです。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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