ゴー宣DOJO

BLOGブログ
泉美木蘭
2017.2.17 07:15

違憲と断じられるのを警戒して議論拒否する姑息さ!

いつも思うけれど、日本って「違憲の疑い」「違憲状態」という言葉は
あっても、時間の経過と共にたちまち押し流されて、結局は、そのまま
踏み倒されてゆき、積み重なったいろいろな懸案事項のひとつ、という
ことでしかなくなっていく。
「違憲」に重みを感じていない怖さ。
まったく権力を縛れていないけど、こんなにゆるい仕組みで大丈夫なの
かなと本気で心配だ。

朝日新聞の朝刊4面の隅っこに小さな記事があった。

民進党の武正公一氏(衆議院憲法審査会・野党筆頭理事)が、
天皇陛下の退位について、
「憲法第1章の天皇や皇室、皇室典範にかかわる課題を、
衆議院憲法審査会で取り上げるべきだ」

と2度に渡り要請しているそうだが、与党側は拒否し続けているという。

これまで多くの憲法学者が、特例法による退位に疑義を表明しているが、
憲法審査会の議題にのぼれば、「ルールなき先例化」の危険性や、
「天皇の人権」などについて、もっと全うに、もっと広く議論される
だろうし、明確に「特例法では違憲」と断じる法学者も現れるのではと、
私でも想像がつく。
朝日新聞によると、こうだ。

“与党側には、憲法審で各党が意見をぶつけ合うのは避けたいとの
思惑がある。2015年の衆院憲法審で、参考人の憲法学者3人が
安全保障法制を「違憲」と断じて、審査会の実質審議が止まった
経緯があり、特に参考人質疑で取り上げられることを警戒している”

自分たちのやり方が正当だと思っているならば、堂々と議論すればよい。
しかし、安倍政権は、自分たちが推し進める「特例法による退位」が、
憲法学者らに「違憲」と断じられることを自覚しているのだ。
だから、取り上げられることを警戒して、議論を拒否。
「ご譲位の話は静かな環境で」などと作った笑みを顔にはりつけながら。
姑息すぎる! こんな酷い話がほかにあるか?

でも、そんな姑息な圧力下にあっても、声をあげて立ち上がってくれた
勇気ある自民党議員がゴー宣道場にご登場!
いよいよ正念場、みんな道場に集まれ!

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「自民党にもいる尊皇派」

平成29年3月12日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

312日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は、
『天皇論 平成29年』発売記念として、
本書に関する議論を行なう。テーマとしては、

「自民党にもいる尊皇派」を掲げる。

 

男系固執の安倍政権による全体主義的な同調圧力に
屈せず、公の場で声を上げてくれる自民党議員は
少ない。

特例法に反対で、皇室典範改正支持、女性宮家創設に
賛成する議員はいるが、残念ながら「ゴー宣道場」と
日程が合わないケースもあった。

 

そんな中、勇気を持ってゲスト出演を了承してくれた
貴重な自民党議員が
船田元氏である!

 

ただし船田氏が地方から戻って、「ゴー宣道場」に駆け

つけてくれる時間が16時(午後4時)になるので、

今回の道場は、開始時間を14時(午後2時)からにして、

終了時間を17時(午後5時)にする。

 

今の自民党内で数少ない尊皇派の一人である船田氏が

果たして何を思い、何を語ってくれるか?

 

天皇陛下が皇室典範改正で、堂々と退位できるか否か、

いよいよ正念場が近づいている。

自民党は5月に法案を出すと言ってたから、3月、4月で

決まってしまうだろう。6月にはもう終わっている。

この状況では、毎月、「ゴー宣道場」を開催せざるを得ない。

しかも今回は、応募締め切りが31日(水曜)と迫っている。

何が起こるか分からない、予断を許さぬ時期だ。
ゲストもまだ増えるかもしれない。

ぜひ参加しよう!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年3/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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