紀子さまと悠仁さまが乗車されていた車が追突事故、という報道に
物凄く驚いてしまった。幸いにもお怪我はないとのこと、その後は
無事目的地へ到着されたとのことで、本当に安堵した。
交通事故のニュースは毎日必ずひとつやふたつは流れるし、
ニュースにはならなくとも事故はあちらこちらで起きている。
最近は、高齢者ドライバーの事故が頻繁に報道されており、
身近でもよく話題にしていたし、問題視もしていた。
それでも、どこかで、交通事故というものは、
「滅多に起きないことが、どこかで起きてしまうもの」
という風に、のろまに認識していた自分がいた。
まさか、皇族の方々の乗られた車がこのような出来事に見舞われる
ことがあるとは、まったく思いもよらなかった。
運転していた宮内庁職員によると、渋滞に気づくのが遅れて追突して
しまったとのこと。もちろん、重々気を付けて欲しいという気持ちには
なったけれど、逆に、公道を走っていれば、後続車から一方的に激突
される危険だって常にあるということだ。
それは不注意の車かもしれないし、運転手が急病に見舞われている
不可抗力の事故車かもしれない。
ニュースを見ながら、以前、『朝まで生テレビ』で天皇について議論が
交わされていたとき、男系固執軍団に向けて田原総一朗氏が、
「悠仁さまが事故に遭ったらどうするの?」
と投げかけたシーンを思い出していた。
想像したくない、まさかそんなこと起こりませんよ、とは、言えないのだ。
滅多に起きないことがどこかで起きてしまう、のではなくて、
「どこでも誰にでも起き得ることが、今回はここで起きてしまった」
という風に認識していなければいけなかった。
事故だけでなく、病気も同じだ。
とにかく、ご無事でよかった。