小林先生から新刊『ザ・議論!』をいただきました。
ありがとうございます!
ありがとうございます!
まだ第1部の天皇制についての議論しか読めていませんが、
この本、めちゃくちゃ面白いです。
私は「リベラル」と「左翼」が違うということすらわかっておらず、
「左翼」=昔、石を投げて機動隊と鬼ごっこしていた大学生、
「リベラル」=それが丸くなってお洒落なおじさまになった感じ、
ぐらいにイメージしていました。
でも、井上達夫氏の話を読んでいくと、どうやら「真の保守」が
あるように、「真のリベラリズム」があるのだな? と。
あるように、「真のリベラリズム」があるのだな? と。
井上氏の話は、不思議に同意する部分、勉強になるなあと頷か
される部分が多く、中には「それって保守の感性なんじゃ?」という
思いがよぎるほどの共感もあります。
される部分が多く、中には「それって保守の感性なんじゃ?」という
思いがよぎるほどの共感もあります。
それは、井上氏が、教科書で習った通りの意見しか言えない知識人
とはまるでちがう、知的誠実さと柔軟性を持った法哲学者だからなの
だと感じました。
とはまるでちがう、知的誠実さと柔軟性を持った法哲学者だからなの
だと感じました。
特に、逆の観点から検討してみる姿勢と、そこから流れ出る大量の
見解には、読んでいる私の脳みそまでぐるぐる回転するような感覚に。
見解には、読んでいる私の脳みそまでぐるぐる回転するような感覚に。
知識の量が多すぎて、途中、ちんぷんかんぷんになってしまい、
脳みそも振り飛ばされて頭蓋骨がちょっと楕円形になりましたが、
脳みそも振り飛ばされて頭蓋骨がちょっと楕円形になりましたが、
小林先生も
「わかりました、あとで勉強します」
と相槌を打っておられて、なんだか妙に安心するとともに、めげずに
続きを読もうという気持ちになりました。
続きを読もうという気持ちになりました。
ただ、やはり『天皇制』については大きな見解の差。
そして、この差を明確にしながら議論するために、小林先生からの
天皇陛下への踏み込んだ深い洞察が示され、これがまた考えを深める
きっかけとして光って見えましたし、非常に勉強になりました。
自分はなにかにつけてまだまだ知らないことのほうがはるかに多く、
勉強を積み重ねて、ひとつひとつ納得していくという段階にあるので、
こうした「お決まりの主張」ではない、柔軟さと強靭さを兼ね備えた
知的に誠実な方々の議論を読ませていただけると、わくわくします。
つづく章も楽しみです。
このまま店に持って行って続きを読みたいぐらい。
このまま店に持って行って続きを読みたいぐらい。