配信中のライジングで、
新自由主義の見本市・韓国の就職浪人と貧困街
について書いています。
http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1079042
まだまだすごい現象が起きていて、書いてみたいことが
たくさんあるんだけど、すごすぎて、韓国を嗤ってるように
捉えられると困るので、日本の現状と照らし合わせやすい
ものを抽出して紹介しています。
アメリカと日本、ヨーロッパを比較する本は結構あるけど、
韓国という「見本」をもっと知ったほうがよいと思うのです。
格差社会の末の貧困街問題についても、
「日本にこんな不法占拠のスラムができるわけない」と
別世界のことのように感じる人は多いだろうけど、
そう安心して眺めていられる単なる「対岸の火事」でもない
ように私は感じてしまいます。
ブラジルみたいに、ものすごい数のスラム暮らしの人々に
見下ろされながらでも、軍隊をそこかしこに配置しまくれば、
カネに物を言わせてオリンピックを開催できてしまうような
世界なんだし。
ひたりひたりと忍び寄り、日本を染め上げていこうとする
新自由主義のさまざまな現象を感じ取るにつれ、
実は「嫌韓」の感情って、実態を見落としてしまう落とし穴
にもなり得るのではとも思えてきます。