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泉美木蘭
2016.4.16 06:01

女についての淑女我報

新宿『玄海』の「鳥の水炊き」!
麻布『登龍』の「担々麺(四川皇麺)」!
六本木『香妃園』の「煮込み鳥そば」!

新宿『アカシア』の「ロールキャベツ」!
渋谷『麗郷』の「腸詰め」と「しじみ」!
銀座『銀之塔』の「ビーフシチュー」!
上野『ぽん太本家』の「タンシチュー」!
浅草『尾張屋』の「天ぷらそば」!
八丁堀『春秋亭』の「予約制 冬瓜スープ」!
中目黒『聖林館』の「マルゲリータ」と「ブロッコリー」!

これが私の“間違いない”東京10大グルメなんですけど、
先日は、笹さんをナンパするために、そのひとつである、
麻布『登龍』の担々麺を発動しました。
友達と遊ぶなら、『阿夫利』の「柚子塩ラーメン」でも食っとくか、
って感じで済ませるけど、やはり別格の美女を誘うとなると、
自分のとっておきを出しますよね。

「これ、美味しい!」
「この担々麺は、ちょっと別格かも…」
そう言いながら、夢中になって食べている笹さんの様子を見ながら、
私は、なんとも言えぬ内心の心地よさと、爽快感のようなものを
ひっそりと感じており、
「おじさんたちって、こんな気持ちなのかな」
と思い巡らせていたのでした。


配信中の『ゆきりん・もくれん 淑女我報 #5女が憧れる女』
あいかわらず、トンデモな話の多い私ですが、
笹さんとのトークのおかげで、回を重ねれば重ねるほど、
「男というもの」、「女というもの」について、深く考えを及ばせる
きっかけになっているように思っています…。
同時に、自分のスットンキョーぷりにも…。

でも、やはりよくよく振り返って考えてみても、フろうが、フられようが、
私にとって恋愛は、別れた瞬間こそがもっとも快感に満ちているように
すら思います。
女の冷徹さがよく表れてるのかな。
誰かを求めながらも、心の奥底は『フリーーーダーーーム!』みたいな
根本的な願望があるからかしら。


ところで、よしりん先生の『女について』7月に電子書籍化、と。
今回の笹さんが取り上げられた、宇野千代についての原稿が掲載されている
幻冬舎『前夜』にも、『女について』が1話載っていて、
あらためて読みなおし、
めちゃくちゃ楽しんだばかりです。
個人的には、最後のページで異様なまでに女の子をこき下ろしている感じが、
やたら面白くて、笑いがこみ上げてきて仕方ありませんでした…。
発売の際には、ぜひ、淑女我報でも取り上げたい漫画です。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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