ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2016.3.17 04:55

この川上、まじすごい。

昨夜、報道ステーションを見ていたら、古舘さんがショーンKについて
謝っていた。
でも、非常にキレのあるコメントが多い人だったので、正直、残念だとも
言っていて、そうだよなあ、そこまでトンチンカンなこと言ってた記憶ないし、
別の番組でも、科学者や企業家や投資家と円卓囲んでかなり専門的な
議論してるのを見たこともあったしなあ・・・
正直、鼻は盛ってるなあと思ってたけど、なんでチンケな学歴詐称する
意味があったんだ?
と思っていたら、よしりん先生から「週刊文春読んだほうがいい」という
メールが届いたので、すぐ買ってきて読みはじめた。そしたら・・・

な、なんじゃってぇ・・!?
アメリカ人ハーフでもなかったのかよ!
どえれぇ、ペテンっぷりどぅわー! この川上、すげー!

佐村河内守に匹敵する超ド級っぷりに、部屋でひとりで爆笑してしまった。
でも、ここまで徹底的に大胆に詐欺らずとも、この路線でビジネスしてる人、
そこらじゅうにいっぱいいる。
名刺を見たら、面積の半分以上が肩書きで占められている人とかいるし、
なんの持ち株もなく、自分の個人事務所しかないのに、
「◎◎・セントラル・ホールディング・カンパニー」という事務所名を使ったり、
以前、『会社ごっこ』という小説のなかにも描いたんだけど、
社員は自分1人、あとバイト2人という業態なのに、肩書きを「CEO」とした
名刺を作ってふんぞり返ってる若者起業家もいた。
こういう人たちは、ショーンのこと笑えないよね。一番騙されそうだし。

はああ・・・おもしろすぎる。 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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