ゴー宣DOJO

BLOGブログ
泉美木蘭
2016.3.11 07:00

25年前の堀辺正史師範の映像を見た!

YouTubeに、テレビのトーク番組に出演されている40代後半の
堀辺正史師範の映像がアップされているのをたまたま見つけた。
『喧嘩の天才』として出演されているのだけど、第一印象でいきなり
「うわあ、かっこいい…」と思って見はじめたら、
その発言の数々に完全に魅了されてしまった。

「骨法 
堀辺正史」と検索するとパート1からパート5まで分割された
ものが出てくるのだけど、あわせて
1時間、すっかり時間を忘れた。
特に、「暴力」というものの本質について熱弁を奮われる「パート2」は、
2回くりかえして見てしまった。

「自分が命を張って、物事にかかわる精神というものを喧嘩という」

「自分より明らかに強いと思う者にぶつかっていくことによって、
生きるということの糧にしてきた。喧嘩は勝てばいいというものではない」

「先日、暴走族に注意をして殺された人がいた。
これはね、暴走族は明らかに『暴力』ですよ。なぜなら、そこに人間としての
誇りがまったくないからです。
しかし、もしその注意をした人が、なんらかの力を持っていて、相手の暴力を
取り押さえたとして…しかし、人間として許される範囲に自分が強くても、
とどめ置くだけの優しさというものを持っていたならば、(とどめを刺さずに
暴走族を許してやったならば)、これは、『人間としての腕力の行使』なんです。
だから、『暴力』というものだけを見てはいけないんです。
その暴力というものを使うときに、その人間がどういう内面の心を持っていたか
ということなんです」

そこから、フランス革命や明治維新にまで話が及び、人間の持つ暴力性と
正義の定義について熱弁をふるわれていた。
「それでもやはり、暴力は悪なのでは?」という素朴な問いにも、よどみなく、
大きなやさしさに裏打ちされた強さと、ご自分の身体で
体験して培われた
強さでもって、「喧嘩する心」や「武士道」について説かれていた。
堀辺師範の「体当たり」から悟った人生哲学の凄み、というものを感じ、
目が離せなくなる。
保存しておいて、また思い出したい時に見たいぐらいだ。

後半では、お弟子さんとの骨法の実演があったのだけど、
「懐にピストルを隠し持った相手が近づいてきた時の対処」とか
「手拭いで首を絞められそうになった時の対処」とか、
なかなかニッチな殺害シーンへの対処法をたくさん紹介されていて、
これがかなり面白かった。
仰向けのお弟子さんに馬乗りになって、手拭いで首を絞めながら、
「これで殺された人が一番多いんですよー!」
と笑顔で言いながら、首の締まらない方法、逃れる方法を伝授。
爆笑してしまった。

今は亡き堀辺正史師範の魅力に、すっかりはまってしまっている。



「追悼 堀辺正史 武士道と現代日本」

平成28年4月10日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

410日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は、

『追悼 堀辺正史 武士道と現代日本』

と題して公論を行います。

 

「ゴー宣道場」は堀辺正史氏と共に立ち上げ、
初期は骨法道場で
開催されていました。

堀辺師範は生きた武士、最後の武士として、
「ゴー宣道場」で
数々の名言を残し、
その振る舞いからも、学ぶべきことは多く
あった
と思います。

 

ひところ、自称保守派の中でも、「武士道」や
「惻隠の情」等の
言葉が誇らしげに使用されていた
時期もありました。

しかしながら現在の日本を直視すれば、どこに
「武士道」が
現れているのか、どこに「惻隠の情」が
うかがえるのか?

皆目見当もつきません。

 

惜しくも逝去された堀辺師範の「言葉」や
「振る舞い」を回顧
しながら、何が失われてしまい、
何を復活させるべきなのか?

考えてみたいと思います。

 

堀辺師範を知っている人も、最近「ゴー宣道場」に
興味を持った
から知らないという人も、
最後の武士が何を語っていたかを
知って、
記憶に留めてください。

しょせん人は大事なことをどんどん忘れて
いくのでしょう。

日本人が本来は忘れてはいけない魂を心に刻む
公論にしたいと
思います。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年3/30(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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