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泉美木蘭
2015.12.12 11:46

あすの道場「席を譲るときのマナー」の記事

あすの道場、1番目の議論の柱「席を譲るときのマナー」、
該当の朝日新聞の記事を持参しますので、必要あらば紹介しますね。

ざっくり書いておくと、発端となったのは、14歳中学生男子の投書。
バスに乗りこんできた荷物を背負った60代と
おぼしき男性に、
いつものように笑顔で声をかけて席を譲ろうとしたら、
「ふざけるな!」と怒りだし、
「近頃の子は学校のマニュアルのとおーりに動かされて悲しいな。
座りたいはずなのにヘコヘコ席をわたしてねえ。嫌々なことぐらい、
これくらい年をとったら分かるのっ!」
と。

これに対して、朝日新聞には全国から111通の励ましの投書が
寄せられ、2度に渡って紹介されることとなりました。

「ごめんなさいね、はずかしい」(71歳・パート)
「モンスター老人 敬うのは無理」(33歳・主婦)
「お礼を言われる日が来ます」(14歳・中学生)
「子供の心を傷つけてはならない」(74歳・家庭教師)
「人は難しい は貴重な体験」(45歳・主婦)
「人間観察に徹してみましょう」(62歳・税理士)
「懲りずに席を譲ってくださいよ」(60歳・無職)

投書のタイトルと、年齢、職業だけを並べてみただけでも、
十人十色の人間性や思考の背景がうかがえて、
道徳というものを論ずる奥深さにうなってしまいますよね。

さあ、明日は面白い道場にしましょう!
切通さんの基調講演、チョー楽しみです!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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