ゴー宣道場師範方との打ち合わせ。
9条に関して書いたブログについて、小林先生から、
笹さんと私が「最近ものすごい過激」と言われる。
えっ、そ、そうだったの・・・。
考えてみて、率直に「それ、どうなん?」と思ったことをそのまま
書いてみただけだったので、過激なこと言ってやるという感覚もなく、
あんまりよくわかってなかった。
もっとマイルドさを心がけたほうがいいのかな。
マイルド、マイルド。
そう考えはじめると、なんだか「マイルド」って、私の本性からは
かなり遠いものに感じてきた・・・。
一方、一昨日は、たまたま切通理作さんにお会いする時間があり、
朝生のSEALDsに対して批判した私のブログについて、
あれでは生温いと叱られた。
私はもともと中東の民主化デモに興味を持っていた人間だから、
デモに関して、もっとレンジの広いことを言えるはずだと。
「おばさんっぽく、狭い範囲に見えるような批判をするのではなく、
その幅広さをもっとガツンと出してヤバさを見せてほしい」
と。
そ、そうかなあ。
でも確かに、切通さんに叱られてるうちに、そうだったよなと反省。
私、イランで反体制デモやってた左派の学生たちが、
大学に乱入してきたイスラム革命防衛隊(バシジ)に乱射されまくって
血まみれで死んでいく動画とか、一生懸命見てたんだった。
イランは、2013年に当選した大統領が穏健派のため、
今はやや平和らしいけど、数年前は左派のデモが凄かった。
左派には、とにかく現状を世界に知らせたいという目的があったので、
仲間が撃たれると、こぞって携帯を取り出し、死んでいく様子を
動画撮影してYoutubeにアップしていたのだ。
でも、撃ち殺すほうはそんなの関係ない。
バシジは、強烈な反米・反イスラエル精神を持ち、
「イスラムを守るため」の崇高な任務を全うしているわけだし、
バシジの中には学生もいる。
体制派の学生が、反体制派の学生を当たり前に撃ち殺すのだ。
ああいうの、SEALDsが見たらどう感じるんだろう。
「ああ日本で良かった、安全にデモができて。帰ったらゲームもできるし」
ってな程度なんじゃねえのかよ!?
などなど、考えはじめたのでした。
映画『それでも僕は帰る』、とても良いらしく、直接おすすめされたので、
なんとか期間中に足を運びたいな。