うちのアパートは宗教の勧誘のターゲットになりやすい。
見るからに困ってる人が住んでいそうな外観だからだ。
なかなかにしつこい人、怪しい人もいるので、
これまでいろんな断り方を考えてきた。
今朝も、汗だくで訪ねて来た女性が、インターホン越しに
「生活のお悩みごとや、つらいことはおありですか?」
といきなり聞いてくるので、ためしに、
「うん、5万ほど貸してもらえへん?」
と伊勢弁で言ってみた。
(『もくれんの おーちゃくな伊勢弁講座』、配信中ですよー!)
「そ、そういったことではなくて。お悩み、ですね・・・」
「せやから、金やね。5万ほど。どう?」
「いえ、それはちょっと・・・」
女性はそれきり絶句してしまい、そそくさと帰っていった。
あの人、もう来ないと思う。
きのう、隣りのおじさんの孤独死の話を途中まで書いたところで、
小林よしのり先生からメールをいただき、
ライジングで書いたらどうだろうとアドバイスをいただいたので、
現在連載中のヤマトタケルがひと段落ついたころに、
改めてこの話を取り上げて書こうと思う。
現在進行形だし。
隣人の死を目撃するって、自覚以上にインパクトの強いことだった
みたい。書いたものを自分で読んでそう思った。
昨夜は、孤独死の起きた部屋の特殊清掃を行う会社のブログを
じっくり読みこんでしまった。
隣りのおじさんの部屋は、いまだ閉め切られている。