きのう夕方、駅前の図書館へ本を借りに行くと、
同じ建物の奥のほうから、かすかにサルサ音楽が
聞こえてくるので、なんだろうと興味をそそられて
音のするほうへとうろうろ歩いていった。
図書館の奥にアートホールがあり、
音はそのなかから漏れ聞こえていた。
『入口はこちらです。お気軽にどうぞ♪』
貼り紙があったので、そのままお気軽に入って、
通路を抜けてホールのなかへと入っていった。
すると、
びっくらこいたーーーー!
100人ぐらいの老若男女が集まり、
ものすごく楽しそうにサルサを踊っているのである。
還暦をとうに過ぎたと思われる女性、
会社帰りと思われるYシャツ姿の男性、
足元たどたどしくも一生懸命に踊る主婦、
ラフなTシャツに最高の笑顔でステップを踏むおじさま、
プロ並みにくるくる回転技を決める高身長のカップル・・・
なにこれ! サルサパーティー!?
うちの近所でこんなのやってたの!?
DJの人に聞くと、このホールはほとんど毎日のように
様々なラテンダンスの団体が借り切っていて、
中高年向けのダンスパーティーを催しているのだそうだ。
そもそも、私の住んでいた町は「サルサの町」と銘打って
高齢者向けのステップ教室を開催するなど、
めちゃくちゃ積極的にサルサの普及に努めていたらしい。
し、知らなかったーーーーー!!
びっくらにびっくらを重ねているうちに、曲が終わり、
それぞれのペアは解散、次の曲がはじまって、
男性はまた別の女性を誘いにゆく。
同じ女性とばかり踊らない、これは鉄則。
同じ女性とばかり踊らない、これは鉄則。
私も高齢の男性が誘って下さったので、上着を脱いだ。
よく踊りに来ているそうで、足元軽く、リードもうまく、
どんくさい私でもとても楽しく踊らせていただいた。
日本人のサルサ男性は例外なく紳士的だ。
まじめに清潔を心がけているし、接近しても腹8分というか、
控えめな部分を残してリードしてくれるので安心感がある。
ペルー人とか、もンのすごいから・・・
情熱的すぎて、腰が引けてくる。
そのまま、次の曲も次の曲もノンストップでみなさん
楽しく踊りつづけて・・・・・・
3時間。
時計を見ると21時半だ。音も止まり、解散した。
あー、楽しかったあ。
今日も明日もやってるのかあ。
これから、休憩がてら30分ぐらい踊りにこようかな?
これから、休憩がてら30分ぐらい踊りにこようかな?
図書館? とっくに閉まってるし、本など借り忘れた。
おまけに、帰り道は足腰ガタガタになっていた。
不真面目で、すみません。。。
おまけに、帰り道は足腰ガタガタになっていた。
不真面目で、すみません。。。