昨夜はライジングの原稿を仕上げたあと、
小中学校の同級生3人と再会して食事をした。
卒業式以来だったけれど、みんなまったく変わらない。
いやいや、大人になって、見た目はかなり変化している
はずなのだけど、なにが変わらないって、
みんな、笑顔が子供のころとまったく同じ。
「お久しぶり!」
と言うなり、きゅるきゅるっと時間が巻き戻り、
ぱかーんと記憶の蓋がはじけ飛んだ。
誰が好きだったとか、
実は誰々と女子のなかで権力争いをしていたとか、
あの先生はその後、校長になったらしいとか、
熱血先生の授業でツバがふりかかってきて辛かったとか、
大笑いの思い出ばなしは尽きることなく、
久しぶりに地元の方言ばりばりで話すことができたのも
楽しくてしょうがなかった。
男子2人は、
「俺ら『おぼっちゃまくん』好きやったよな!」「そうそう!」
と盛り上がって、『ゴー宣』も全部読んでいると言っていた。
そこから、
「ブログも、泉美さんが『わしズム』に書いてたのも読んだよ」、
「いつか子供時代の話を小説にして欲しいなあ」
と、言ってくれた。
私は、自分の田舎に向けてはかなり恥ずかしい作品ばかり
書いてるし、私生活もはげしく悪目立ちしているので、
いままで同級生と会うのはちょっとバツ悪いなあという
感覚が心のなかにあったのだけど、
あまりにも自然に応援してもらえて、うれしかった。
地元では、ちょくちょく集まりがあるようで、
フェイスブック上でその写真を眺めていたのだけど、
東京へ出てきて、そのまま暮らしている同級生組は
数少なく、なかなか会うこともなかったので、
機会を作ってくれたO君に感謝だ。