ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2015.2.9 07:04

道場。限られた時間内ではとても足りない!


昨日の道場、会場は超満員で熱気に満ち満ちていました。
師範方のお話も、発言された会場の方々も、
皆さんが自分の言葉で
『自分はこう考えている・感じている』
ということをまっすぐに語られ、そのどのお話からも、
自身の考えをさらに深めるきっかけが散りばめられており、
限られた時間内ではとても語り尽くせないと感じました。

途中、赤ちゃんのかわいい声が聞こえる場面があり、
お母さんは恐縮された様子で会場の外であやしながら
議論をお聞きになっていらっしゃいました。

「戦う」とはなにが起きるということなのか、
「命をかけてでも守るもの」などを考えるに際して、
その赤ちゃんの無垢な声が、
異なる価値観や状況、逆側の視点に生まれて生きる人々
について、思いを馳せるよう促してくれたように感じました。

それから、道場後半で、
トルコが、アメリカの同盟国でありながら有志連合参加や
イスラム国への攻撃支援を一切拒否しているということを
はじめて知りました。
シリアに政権交代させるため、反体制派の過激なやり方に
目をつむっている、という点で非難はあるようですが、
近視眼的に、『対テロ戦争だ!』『ぶっ殺して全滅だ!』と
終わりのない泥沼に突き進もうとする前に、
トルコの考えを深く勉強してみる
必要はあるのではないか
と思いました。
道場で私は、
「イスラム国がここまでして『アメリカふざけるな!』と
主張しているのを見て、日本は、原爆を落とされたのに、
どうして『アメリカふざけるな!』と言わずに、大人しく
引き連れられてるのかと思った」
と発言したのですが、
帰宅したら、生放送を見ていた知人からメールが来ていて、
テロに共鳴してると思われるから、あんなこと言ったらダメと
怒られました。
心配してくれる知人には感謝したいです。

でも、アメリカふざけんなを言う人がもっと増えないと、
そのうち本当に、日本人は、世界最大の“米軍外人部隊”に
なっちゃうんじゃないかと、私は思いました。


それから・・・・
よしりん先生が、美しい女性からチョコを受け取るのを
ほかの師範方とじいいーっと眺めてしまい、すみません。
先生がブログで
『新戦争論1』第2章のあるセリフが効いた、
と書かれていたので、そのセリフを探したのですが・・・
じゃあ、クリスマスになったらその次のコマのセリフが
効いてしまうのか・・・す、すごい・・・・・・
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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