去年の夏の話だ。
商業デザインの仕事をしている男性が、
あるCDのジャケットを見て、つぶやいた。
「あー・・・こういうデザインって、日本では良くないんだよねえ」
CDは、2014FIFAワールドカップブラジル大会の公式ソング集。
指をさしたのは、ジャケットの裏面だった。
右下に顔にペイントを施して道化師帽をかぶった男性と、
南国の鳥がいる。
そこから、左上に向けて、赤、オレンジ、ライムイエロー、
ピンク、グリーンなど熱くてトロピカルな放射線が描かれている。
サッカーの熱気や楽しさを表現していて、私は色味も好みだし、
どこに問題があるのかまったくわからず、聞いた。
「こういう放射線は、旭日旗を連想させるから。
このCDは海外のものだから関係ないけど、日本発だとしたら、
海外から叩かれるし、日本国内からも圧力がかかるんだよ。
もし、『W杯日本大会』の公式CDなら、完全にアウトだ」
ものすごく驚いた。
紅白ならまだしも、まったくかけ離れた色味なのに、
「とにかくこの放射線は日本の戦争を連想させるからヤバい」
ということになっているのだそうだ。
国内で小さくばら撒くデザインなら良いが、海外に出すものを
作るときには、多大な自主規制を課せられるらしい。
そんなことを考えながらデザインしなきゃならないのか。
日本で、日本国内から発信される情報の中だけで暮らしていると、
自分たちが諸外国からどのような感覚で見られているのか、
ということを考える機会があまりない。
「ハラキリ? あはは、そんなのもうないって!」
ヨーロッパでは時折、ハーケンクロイツを模したデザインが
問題視されてニュースになる。正直、わたしは、
「いまだに問題になるのかあ・・・やっぱり根深いよなあ」
ぐらいの感覚で眺めていただけで、
その忌避する感覚と似たような感覚で見られているものが
日本にも存在する・・・というところまで、なかなか考えが
繋がらなかった。
韓国が米国内に建てまくっている慰安婦像などは、
旭日旗以上の強力なインパクトを持つものだと思う。
戦後70年を私たちが考えるとき、今現状、日本が世界から
どのようなイメージで見られてしまっているのかを、
客観的に知ることからはじめることが必要なのだと、
改めて考えさせられる出来事だった。
第46回ゴー宣道場
「『新戦争論1』と戦後70年」
平成27年2月8日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。
参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。
・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
「reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。
「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
応募〆切 は 平成27年1/28(水) です。
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております