ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.4.25 23:55日々の出来事

品行方正、小物の国・日本


林芳正大臣はなかなか頭のいい能力のある政治家だ。

馬鹿な政治家がいっぱいいるから、そういう奴なら

叩いてもいいが、林芳正は別だ。

 

週刊文春がまた誤爆して、いかがわしいヨガ教室に

行ったみたいに書いてるが、美人のインストラクターが

いるというだけじゃないか。

 

近頃、政権批判のために、「品行方正か否か?」まで

攻撃の材料に使う風潮が不愉快でしょうがない。

 

確かに現政権も、前川前次官の出会い系バー通いを

非難していたから、ブーメランと言えばそうなんだが、

セクシーヨガだろうが、出会い系バーだろうが、

セクハラ気味の言葉遊びだろうが、能力のある人材を

潰すのは国家にとっての損失だ。

 

わしに暇があったら、林芳正が通っているヨガ教室

には行ってみたい。

毎日5時間睡眠で、机にしがみついて、仕事ばっかり

していると、背中と足が痛くてたまらない。

月に数回、近くの街まで打ち合わせのために歩いて

出掛けるのだが、そのたびに後ろから抜かれていく

ので、足がどんどん弱っていくのを自覚する。

 

エコノミー症候群のように、足がだるくて痛いから、

マッサージしてくれる女が欲しいと思ってしまう。

どうせそんな暇はないのだが。

妻にやってもらえばとか思うだろうが、マッサージは

体力が要るから無理だ。

やっぱり若い女じゃないとね。

 

林芳正が通ってる店は美人ばかりで個室でやってくれる

そうで、人の目を気にしなくて良さそうだから行きたい。

でもどうせ無理。

少しでも時間ができたら映画を見に行きたいし。

 

言いたいことは才能や能力のある男を、品行方正な

小市民に堕落させる運動を止めろということだ。

『大東亜論』を読め!

小市民ではない男たちが天下国家のために戦う時代が

あったのだ。

 

品行方正・推進雑誌「週刊文春・週刊新潮」に感化

されて、日本をこれ以上「小物の国」にされたら、

大国に呑み込まれて奴隷として生きるしかなくなる。

本当に嫌だ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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