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高森明勅
2018.4.16 22:00

改憲を止める安倍加憲

憲法改正には巨大なエネルギーを必要とする。

少なくともわが国ではそれが現実。

ところが、
もし安倍首相が唱える自衛隊「加憲」が実現したら、
どうなるか。

その実態は9条2項を死守する「護憲」。

であるにも拘らず、
あたかも既にわが国の「自主独立」
回復する為の改憲が実現したかのような、
錯覚が生まれるのを避けられない
その錯覚を意図的に拡大するキャンペーンも張られるだろう)。

そうすると、改憲へのモチベーションはすっかり喪われてしまう。

その結果、自衛隊は「戦力」未満の“非”軍隊のまま、
半永久的に固定化される。

だから安倍「加憲」は、旧来型の護憲より、もっとタチが悪い。

それに対して、安倍加憲推進派の民間サイドの
最大の理論家と言うべき憲法学者の
百地章氏は、こう弁明される。

憲法改正は1回しかできないものではありません。
まず第1歩をやって、次の課題として、『自衛軍の明記』
考えればよい」(『祖国と青年』4月号)と。

勿論、理屈の上では憲法改正は何度でも可能だ。

しかし、実際にはどうか。

政府・自民党サイドの
加憲の“最高指揮官”高村正彦氏の考え方は、以下の通り。

「二段階論はとりません。
時々、今、2項維持と自衛隊明記だけにしておくと、
憲法改正のマグマが減ってしまって何十年先まで2項削除が
できな
くなってしまうのではないかと心配する方がいますけれど、
どうすれば次の改正が早いかなんて神様でもない限りわかりません
(『中央公論』5月号)と。

これは事実上、百地氏の楽観論への
最も辛辣な反論になっている。

安倍加憲が9条2項改正を封じ込めてしまう事を、
高村氏は知っている。

知った上で突っ走ろうと肚を決めているのだ。

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「安倍暴走を立憲主義なら糾せる!

平成30年5月3日(木・祝)午後2時 から
『目黒区中小企業センターホール』 にて開催します。

「目黒区中小企業センターホール」
(住所:東京都目黒区目黒2-4-36)は、
JR山手線・東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線
『目黒駅』 より徒歩12分、
東急東横線・東京メトロ日比谷線『中目黒駅』 より徒歩17分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

目黒区中小企業センターのHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の地図を印刷し、持参されることをオススメします。
また電車以外のアクセス方法も記載されておりますので、ぜひご確認ください。 )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

53日(木曜)憲法記念日に開催する「ゴー宣道場」は

「拡大版」としてお祭りのように行う。

『安倍暴走を立憲主義なら糺せる!』

をテーマとして掲げる。

 

ゲストは井上達夫氏伊勢崎賢治氏山尾志桜里氏

そして枝野幸男氏が来てくれるはずだ。

この参加応募締め切りが422日(日曜)でもう時間がない。

会場は目黒区中小企業センターホールで、400人も収容できる。

たった2週間弱、あと13日で400人も集まるのかというのが大問題だ。

 

イベントなので、特別なプレゼントなども考えている。

伊勢崎氏のトランペットの腕前が相当凄いらしい。

披露してもらおうかと思っている。

 

従来の護憲派・改憲派の、動員された運動家の集まりでなく、

一般客が集まって、楽しく「立憲的改憲」を論じようという狙いだ。

マスコミ関係者の取材も歓迎だ。

 

日数がない。家族や友達も伴って、ガンガン応募してくれ!


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成30年4/22(日) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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