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高森明勅
2018.3.22 22:00

小学生に「読書」の魅力を

「読書」という習慣は、教養の面でも娯楽の面でも、
極めて大きな意味を持つ。

一言で言えば、人生の幅と深みを格段に増やしてくれる。

だから、多くの人に読書の魅力を知って欲しい。

小学生、中学生、高校生で、「読書」の魅力に
最も触れやすい時期は、いつか。

何と言っても小学生の時だろう。

感性が柔軟で、時間の余裕もある。

小学生の時に読書の魅力に気付き、
その習慣を身に付けた人と、そうでない人では、
人生の「豊かさ」
が全く違ってくるはずだ。

大学生位になって、一から読書の習慣を身に付けるのは、
不可能ではないけど大変だろう。

だから、小学校の先生方、又、
その年頃の子供がいるお父さんお母さんに、お願いしたい。

どうか子供たちに読書の魅力に触れさせて欲しい。

一番本が読める貴重な時期だから。

でもその為には、まず先生や親が、
自ら率先して読書の魅力を再発見する必要がある。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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