ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.3.20 23:04日々の出来事

「書ける」人って貴重だ


泉美木蘭さんが正直な気持ちを豪速球で書いている。

泉美さんは作家の頭脳であり、右半球優位の人だから、

わしに近い。

笑いのツボも似ているし、感情を理屈で誤魔化すのが

苦手な人だ。

 

ひとつ何かに嵌ると猛然と深掘りし始めるのは独特

なキャラで、そこが気に入って師範に迎えた。

 

泉美さんは文章が「書ける」。

次から次に、自分の感情のひだに侵入しながら書ける。

誰にでも文章って書けるもんじゃない。

書けるって凄いことなのだ。

 

勝手に自分も書けると思い込んでも、実は冗漫なだけで、

さっぱり面白くない駄文を書く人もいる。

文章を見れば、どのくらい客観的に自分を見ているかが

すぐ分かる。

 

泉美さんはあの小動物のような容貌と、自由過ぎる

行動や経歴を持つので、人に誤解されがちだし、

なめられがちだから、わしはこうして擁護している。

すっかり信頼しているのだ。

あのブログでいいと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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