ゴー宣DOJO

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倉持麟太郎
2018.3.6 01:29

『安倍改憲では安倍改憲の目的は達成できない?』WEBRONZAに寄稿しました

朝日新聞WEBRONZAに『安倍改憲では安倍改憲の目的は達成できない?』
を寄稿いたしました。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018030200004.html?returl=http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018030200004.html&code=101WRA

物事には何でも目的があり、そのための最低な手段があるわけですが、そもそも目的達成のために手段が適切でないことは問題であるばかりか、あまりに目的手段に関連性がない場合は、実は目的自体が不当なんじゃないのか?
という問題意識でいくつかの政府答弁を検証しながら書きました。
とにかく、安倍総理、改憲論議、一から出直しましょう!

1.安倍改憲の目的とは何なのか?
?
法的目的(=自衛隊の違憲・合憲の議論の余地をなくす?)
情緒的目的(=「ありがとう自衛隊」)
2.手段としての安倍加憲(9条1、2項維持&自衛隊だけ明記)
3.「国民投票賛成でも否決でも合憲」&「2項の政府解釈は変わらない」
4.ならば上記の安倍改憲の目的は”自衛隊明記”の安倍加憲という手段では達成できない!
5.そればかりか、こんなに目的とそれを達成する手段とがずれているのは、目的自体が不当なんじゃないの?
?
「新元号」「新国立競技場」の延長線上に「新憲法」を並べるためにも、「変えたい!」という「欲望充足改憲」では?


まっとうな改憲論議から出直すには、次回ゴー宣道場(3月11日14時?)必見です!!

倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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