『新・堕落論』の感想を
読者カードからご紹介します!
人文系の学問は
金持ちの道楽くらいに考えていたが、
そうではなくて時代が変わっても通用する、
人間の普遍的な知性を扱う学問ではないか
と思うようになりました。
自分の頭で考えようという
キャッチコピーで
先人から学ばないブロガー、
他人のコメントを恣意的に編集して
流しておいて、自分はまとめただけで
責任はないといけしゃあしゃあと言う
ネットのまとめサイトや、
再生数が稼げればいいだけの
ユーチューバーが跋扈するのは、
人文系の素養がなくなった人々が
増えたからではないか。
ラストの正しく堕落というのは
難しい言い回しだが、
苦しくてもこれまでの
凝り固まった価値観を捨てて
生きていくということであろうか。
良い読書体験でした。
(39歳・男性・会社員)
人文系の素養がないと
感性が劣化し、感性が劣化した人々が
跋扈するのが、やはりネットの世界。
堕落が堕落を呼ぶ連鎖です。
「読書は若いときしかできない」
と、今日のよしりん先生の
ブログにありましたが、
『新・堕落論』は
そんな忙しい人でも1冊で
感性を磨ける
感性を磨ける
良き読書体験ができます!
もちろん、無駄に大学に通っている
わけではない、意味のある大学生
だったら、これは必読図書です。