ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.2.10 03:08ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答2


69回「ゴー宣道場」のアンケートから意見を紹介し、

ひとこと回答する。

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◆私は法学部に所属しているので、「砂川判決」の概要は

存じあげていたのですが、駒村教授がおっしゃっていた、

判旨では駐留米軍の集団的自衛権は認めているが自衛隊

の集団的自衛権を認めていない事、また高度の政治性を

持つものへの法的判断を最高裁が手放しで放棄している

訳ではない事など初耳の事が多くとても勉強になりました。

(東京都・22歳男性・大学生)

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わしも勉強になった。こういう大学生を見たら安心するん

だがなあ。

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◆自民党が改憲を目指している中、“心情的護憲”の立ち

位置で良いか、もう少し考えなければと思って参加しました。

“山尾さんへ” 国会で改憲に関して質問少なすぎでは

ないでしょうか。原口さんの質問はテレビで見ました。

立憲民主からのつっこんだ議論ありましたっけ? 

なんで“立憲民主”という党名なんでしょう? 

自民党の戦略を上回る戦略を期待します。

“山尾さんの改憲案、期待しています”

(東京都・63歳女性・主婦)

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成長する気がある人なら、何歳になってもこうして正しい

理論に就こうとしてくれるんだが、右派も左派も

ポジションに埋没した人は、ダメなんだよね。

立憲民主党が山尾氏に憲法について質問させないんだと

思うよ。

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◆日本は主権を持ってない、自衛隊は軍隊未満であるため、

安倍加憲で日本は護れないと思いました。

護憲派の人たちは立憲的改憲を理解してほしいし、

メディアももっと国民に伝えるべきです。

本当に日本と日本の平和を守りたいなら。

安倍総理が芸能人と会食したりTVでトークやったりして、

その芸能人達が安倍加憲のプロパガンダに利用されて

いるのは怖いです。

(大阪府・49歳女性・主婦)

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マスコミが国民の改憲案の一つとして、山尾氏の

「立憲的改憲」を紹介してくれなければならない。

隠蔽するのは国民のためにならない。

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◆難しい回でしたけど、山尾さんの対案を期待し、

展開を見守り、自分は参加できるものには参加していく

しかないのかなと思いました。

とにかく加憲案を通す事は、本当に危険な事だと改めて

認識しました。

プロパガンダ的とおっしゃっていましたが、小林先生の

言葉は突き刺さりました。

我々の世代で本当にこの国を何とかしなければと思った

のと、西部さんの冥福をお祈りしたいです。

(神奈川県・48歳男性・ケアマネージャー)

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中国と台湾を巡る状況は、リアルだと思う。

日本が集団的自衛権を行使するかどうか、

選択を迫られる状況になるだろう。

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◆アカデミズムに対する信任は理系分野にはまだ有るが、

文系分野、特に「憲法学」辺りは十年一日、ルーティンの

中で自己満足な生活をしてきていると見なされては

いないか。

他ならぬ法学部出身の私がそう思うのだから、他の人々

はもっとそう思うでしょう。

権威の主体が大きく変わる中、秩序やレジュームが変わり、

自分達が生まれ、育ち、生きる祖国がより一歩変わる

きっかけの最先端に居る、という事を改めて実感しました。

(東京都・43歳男性・会社員)

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頭いいな、この人。

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◆毎回、知的好奇心をくすぐられる内容で脳をフル回転

させながら議論を楽しんでいます。

前回初めて参加させていただいた時にお話しさせて頂いた

参加者の方ともお会いし、お話しすることができ、

同じ意志を持って参集している事を感じ嬉しく思いました。

配偶者にも道場の話をし、以前は政治について興味が

無かったのですが、小林先生の著書や、私の話を聞いて

関心を持ってくれました。

先行きは全く予想がつきませんが、「自分達の将来に関わる

こと」なんだという意識を持って、しっかり考えて

いきたいと思います。

(群馬県・30歳男性・販売業)

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参加者どうしで話をするのも、いいことだな。

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◆憲法の話というのは基本的に難しく、あまりテクニカル

な話にすると国民的議論にはならないと思います。

その意味では安倍改憲案は「自衛隊が合憲or違憲」という

シンプルなものになっており、国民(大衆)をだましやすい

ものとなっています。

これから「立憲的改憲」を選択肢にするためには、

わかりやすく安倍案を潰し、護憲案を潰さないといけない

と思います。

ただそれには国民の側から声が上がり、マスコミも

動かなければならないと思いました。

でもそれには希望を持つことができます。

(神奈川県・43歳男性・エンジニア)

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分かりやすくというのは確かに重要だな。

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◆山尾さんの状況が聞けて良かったです。

「新・堕落論」を読んだためか、「高貴な人間」のことを

思い浮かべました。

何か大きく、熱いムーブメントを起こせる人とは、

彼女のような人々なのかと。

現状の冷たき畜群に呼びかけることの大変さを…と思い

ますが、山尾さんはず――――っとそれをやってきた、

闘う人なのですよね。

山尾さんに影響を受けて、私も己の中に「火」をともしたい。

今日はその思いをあらたにしました。

(東京都・41歳男性・総務)

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いい感想やね。

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◆駒村先生の「2/3は負けているという自覚がある」という

発言はショックでした。

放送法や私学助成の件がメディアと大学の弱体化につながる

と教えて頂き納得。

同時に1つ1つの施策がその先でどういう形でつながる

のかアンテナを張っておくことの大切さを感じました。

首相が誰と食事してるのか知っておくことについても。

「具体策はない」と仰っていましたが、それが今日から

出来ることの1つになるのではと思います。

(神奈川県・50歳女性・パート職員)

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メディアと大学の弱体化か。

全部、権力に取り込まれ、全部、権力を忖度する、

ダメな国になっていくから、『新・堕落論』を描いたの

だけどね。

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◆圧倒的不利な状況で負け戦になるかもしれなくても

自分が「絶対に勝とう」とか「目的を達成してやる」と

いう強い思いを持って挑まないと変わらないし、

「あと一押しすれば勝てたかもしれない」という所までも

行かなくて人に影響を与えることができないと思った。

小林よしのり先生が今まで圧倒的な不利な状況でも

勝てたのは、絶対に勝ちを手に入れるという思いがあって、

それは自分に対して使命感を持っているからだと感じた。

(東京都・38歳男性・俳優)

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わし、春からもっとパワーアップするから。

「ゴー宣道場」の憲法シリーズを単行本化するプランも

動き出したから。

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◆私はあまり、負けるとは思っていません。

立憲的改憲が100%とは行かなくとも、安倍案が100

通るとは思いません。

なので、どうやって勝つかという戦術論、あるいは護憲より

勝算があるという戦略的な正当化には正直興味がありません。

(戦略的正当化それ自体は正しいと思いますが)

それより理論的に安倍改憲案がいかに危険か、立憲的改憲が

9条に限らず)いかに将来的に日本の安全に寄与するか

ということを、難しいですが広めていきたいと思います。

そのための具体的かつテクニカルなお話をもう少しお聞き

したかったです。

(東京都・21歳男性・学生)

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わしは若者に媚びを売る大人は民主主義の堕落だと言って

いるが、この理知的な若者には感心する。

いることはいるようだ。

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◆山尾志桜里議員が現在進めている立憲的改憲について、

立憲民主党の代表である枝野幸男議員は、今後どう考えて

行かれるつもりなのか、小林よしのり先生の話でも出てき

ましたが、このまま支持者である護憲派に阿ってしまう

のか、或いは自らが立憲民主党を立ち上げるにあたって、

自らの軸とされた理念・思想にもう一度立ち返るのか、

それに注目する上で、5月がどうなるのか今から楽しみです。

(長崎県・48歳男性)

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53日、今の倍入る会場で開催する。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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