ゴー宣DOJO

BLOGブログ
高森明勅
2018.1.23 22:00

安倍加憲か、立憲的改憲か

ANNが1月20日・21日に実施した世論調査。

安倍首相が唱えた自衛隊を憲法に書き込む提案には、
51%
の人々が支持した。

憲法改正の具体的な論議を国会で進めることにも、
63%
の支持が集まった。

これは何を意味するか。

もはや国会内の議席数だけでなく、
世論の趨勢からも、
旧来の護憲論では
加憲への動きに対抗出来ない事を示す。

一方、同調査の設問に立憲的改憲の選択肢があり、
かつその主旨が予め広く理解されていれば、
調査結果はもっと違ったはずだ
今回の調査では加憲への賛否だけを問うている)。

憲法を巡る対立は、既に改憲か護憲かではなく、
安倍加憲(
エセ改憲)か立憲的改憲(真の改憲)かに移っている。

その事実を認識すべきだ。

______________________________


「憲法9条の命運

平成30年2月4日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

69回「ゴー宣道場」のテーマは『憲法9条の命運』
である。

特別ゲストは慶應義塾大学法学部教授・

駒村圭吾氏である。

いよいよ本格的な憲法学者の登場となる。

 

駒村教授は恐るべき学者で、安保法制についてこのように

述べている。

「安保法制とそれをめぐる議論を憲法学者が『違憲』と

見ているのは、九条に反する違憲行為であるという意味と、

憲法を尊重し擁護する姿勢に欠け、さらにそれを毀損する

言動を繰り返すという反立憲的な態度を政権与党が
取り続
けているという意味の二種がある。」

 

さらにこうも言う。

「未完である“九条の環を完結させるには、
憲法改正
あるいはそれに匹敵する熟議が不可欠であり、
それを
伴わない“戦後レジームからの脱却”は白昼夢に
終わる
だろう。」

ちょっと興奮する分析で、ここまで言ってくれる学者が

いたのなら、早く教えて欲しかったと思う。

 

もちろん山尾志桜里議員も登壇する。

 

参加申し込みの締め切りは124日(水曜)

あと2週間しかない。

「未完である九条の環を完結させる憲法改正に
向けた
熟議」を「ゴー宣道場」でやろうじゃないか!

戦後初の憲法に関する国民的熟議が始まるぞ!

改憲派も護憲派も応募せよ!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成30年1/24(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ