天皇退位と皇嗣即位が「別の日」とされている件。
私なりに改めて情報を集め、再検討した。
その結果、
注意すべき事に思い至った。
念のために条文を引用する。
「天皇は、この法律の施行の日限り、
皇嗣が、直ちに即位する」と。
で、
その場合、
これによれば、ある日(3月31日、4月30日など)
同法を施行すると政令で決めたら、その「日限り」で天皇は
「
その日の午後12時まで在位され、
一方、皇嗣は「直ちに」
それが翌日の午前0時。
前日(例えば3月31日)の午後12時と
翌日(例えば4月1日)
同じ瞬間だ。
これならば、「空位」を生じない。
上皇と皇太子“だけ”の「天皇不在」の時間も現れない。
「
但し、
皇嗣即位の当日に「剣璽等承継の儀」
執り行われるのは当然。
一方、退位式のタイミングは?
同じ日に上皇として、「剣璽等承継の儀」に先立って、
それとも、
熟慮を要するところだろう。