ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2017.11.7 11:11日々の出来事

山尾氏の政策顧問の件、ワイドショーに応えた。


フジテレビの「ノンストップ」という番組から電話があって、

山尾志桜里氏が倉持氏を政策顧問にする件で、インタビュー

された。

まったく正直に、なぜ今、この二人が組まなければならない

のかを具体的に答えてやった。

 

「公」の目的が誰にも分かっていないから、「私」的な疑惑、

下衆の勘繰りばかり拡散することになる。

 

二人が組むことは、わしがOKを出したのだ。

勝手にやってることではない。

 

その理由は、安倍政権の憲法改正案にストップかけるためだ。

来年の発議前に新たな改憲案を作って、議論に持ち込むためだ。

「ノンストップ」にも、そのように正直に話した。

 

それを具体的な法案として提出できるのは、山尾志桜里しか

いないし、ブレーンとなれるのは倉持麟太郎しかいないのだ。

二人の間で、憲法問題での今までの蓄積があるし、価値観を

共有している。

0からのスタートなどやってる暇はない。

 

立憲民主党を始め、野党の議員は「改憲反対」だけを叫んで、

3分の2議席を超えた与党の改憲案の「発議」と「国民投票」を

待っているだけ!

全く意味がない。

反対反対の国民運動なんかしたって、「発議」は止められない。

国民も安倍改憲を支持する。

しかも立憲民主党は見事に「護憲サヨク」のレッテルを貼られて、

その命運も尽きるだろう。

 

「発議」をされたらおしまいで、その後、最短で2か月後には

「国民投票」が実施される。

それはもう来年の夏かもしれない。

 

もう時間がないのだ。山尾志桜里、倉持が組むのは、天下国家の

ために必要なことである。

そして、それは小林よしのりが「組め!動け!急げ!」と指令を

出したことなのだ。

 

誰もこの緊急性を分かりもしないで、下衆の勘繰りばかり

やっている。

いつまで姦通罪の名残りに酔ってるんだ?アホか!

 

そもそも、なんでわしが不倫のキューピッド役をしなければ

ならんのだ?

あり得ないじゃないか!

 

今現在の危機を戦う能力が山尾志桜里にしかないし、それを

サポートできるのは、全国の憲法学者の知見を聞きに行って、

まとめている倉持しかいない。

情熱を持っている人間がこの二人しかいないのだ。

 

完全100%の「公的意義」で倉持は山尾の政策顧問になる。

週刊誌は二人の行動を必死で監視すればよろしい。

イチャついた行動をしていたら、わしに知らせてくれ。

「憲法をダシにして不埒な奴らめ――――!」と、わしが

激怒する。

わしを騙す奴は絶対許さん!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ