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高森明勅
2017.11.4 22:00

憲法改正の先送りは墓穴を掘る

東アジアにおける国際環境の変化。

アメリカの存在感が後退し、その分、中国が台頭。

その中国も、北朝鮮を十分コントロール
出来ているようには、見えない。

そうした中で、
わが国が個別的自衛権すら
制約されたままでいるのは、
極めて危険。

中国や北朝鮮の軍事的恫喝に屈するか、
アメリカへの依存を深めて、受け身のまま
同国の戦争に駆り出されかねない。

憲法改正を先送りすると、
わが国は墓穴を掘る事になる。

野党も、今の国会状況での憲法改正は得策ではないなどと、
腰が引けた姿勢を見せていたら、全て与党ペースで事が進む。

それも野党が墓穴を掘る事になる。

与野党の立場の違いを越え、
まっとうな憲法改正の為に、知恵を出し合うべきだ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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