ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2017.10.31 06:14

言行不一致もいいところ

明日召集される特別国会の会期を
8日までとした官邸側の提案。

首班指名と院の構成を決めるだけで閉会。

外交日程の関係で実質審議は行われないことになる。


船田元議員が自身のブログでこれを批判している。

「丁寧に、真摯に対応していく」と繰り返していた

安倍総理と与党幹部の言葉を取り上げ、

 

「そのような言動にもかかわらず特別国会を最小限で

閉会にしたら、言行不一致の誹りを免れないのではないか」

 

やり繰りすれば、衆参で一日ずつの予算委員会を開くことは

可能だし、それがダメでも年内に臨時国会を開く選択肢もあると、

議論の場をちゃんと設ける案を提示している。

 

至極真っ当なご意見です。

自民党にもまともな感覚を持った人がいると思うと、

何だか救われます。

 

明日、第四次安倍内閣が発足する。

改造後の閣僚全員も再任する方針だ。

船田氏によると、特別国会で審議が行われず、

年内に臨時国会を開かなければ、半年間も国会審議が

行われない「異例の事態」を迎えるという。

所信表明演説くらい、しなさいよ。

代表質問も受けなさいよ。

丁寧に、真摯に対応しなさいよ。

 

会期延長について開会後も野党と協議するというけど、

果たして本当か。

うやむやに先延ばしにしておいて、結局8日閉会って

ことになりはしませんか?

 

しかも野党の質問時間短縮の案も出ている。

自民党の若手議員が「委員会で一度も質問できなかった」から、

議席数に応じた質問時間の配分を検討するという。

はい?

そんなもんは党内でやりゃー済む話でしょう。

 

官僚人事も憲法解釈も、そして質問時間の配分も、

慣例とか暗黙の了解として積み重なってきたもの。

それらをすべて破壊し、あるいは無視し、

自分たちの都合のいいように捻じ曲げていく。
これ、もう、ほとんど革命ですよ?

もはや熟議をしない、ではなく、

議論の時間すら設けない、という方向になっている・・・。

なぜ私たちはこんなに権力の肥大化に鈍感なのか。

いま本当は何が起きているのか。

何に眼を光らせなければいけないのか。

思考停止が招く事態とは何か。

今こそ考えなければなりません。

 

ハロウィンの仮装をしている場合じゃないですよ!

関西ゴー宣道場の申込締切は明日絵文字:急ぎ

忘れずにね。

 


権力と共謀して何がオモロイねん!

平成29年11月12日(日)午後2時 から
『大阪研修センター 江坂』 にて開催します。

「大阪研修センター 江坂」
(住所:大阪府吹田市江坂町1-13-41 SRビル江坂)は、
JR新大阪駅から地下鉄御堂筋線で4分、または地下鉄梅田駅より9分、
地下鉄御堂筋線『江坂駅』 から徒歩1分です。
「1番出口」から出て、そのまま北へ直進です。


「大阪研修センター 江坂」のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

1112日(日曜)「第3回・関西ゴー宣道場」を開催する。

お題は『権力と共謀して何がオモロイねん!』

ゲストとして「共謀罪」の国会招致で、わしの隣に座っておられた
京都大学の
高山佳奈子・刑法教授を迎える。

 

わしはこの日本の高信頼社会で、もうこれ以上、
権力を
強化する必要はないと直感している。

これは表現者としての直感で、「内心の自由を裁く」と

聞いただけで、不愉快になる。

不愉快にならない奴は表現者ではない。

表現者の発想は「自由」を母体として生まれる。

 

「テロ等準備罪」と法案の名前を変えただけで、
可決される
適当さ加減も気に入らない。

 

「中間報告」という強引な手段で通過させる「熟議無視」の

国会運営も気に入らない。

 

そもそも、あの金田法相の幼児のような答弁で、
重大な法案を
審議していてよかったのかという巨大な疑問が
いまだに
消えない。

 

頻繁にテロが起こっている国ならまだしも、
一回も起こって
いないテロに怯えて権力の肥大化を許す
日本人の脆弱さが
全然気に入らない。

 

済んだことだと忘れてしまうわけにはいかない。

一体、権力は何が望みなのか?

国民はなんでこんなに権力に従順なのか?

現在の国家権力の方向性と、国民の性向に重大な危険が

潜んでいるのではないか?そこを考えたい。

総選挙後の政局についても、当然、議論になるだろう。
『権力と共謀して何がオモロイねん!』

このテーマで、自由自在に議論しようと思う。

なにしろ大阪での開催やから、笑いは忘れたらあきまへん。

 

参加申し込みの締め切りは111日(水曜)だ。

今回は期間があまりないぞ。あと3週間やで!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
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当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年11/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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