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小林よしのり
2017.10.26 08:27日々の出来事

宇野常寛氏へ


宇野常寛氏が立憲民主党を「旧社会党的なガス抜き政党」

と酷評していたわけではないらしい。

情報源が正確ではなかったようだ。

秘書みなぼんが言うには、宇野氏は小選挙区では海江田万里

に入れたという。

警戒心を述べただけなら、わしが「冷笑主義者」と批判した

のは言い過ぎていた。申し訳ない。

 

確かに立憲民主党は、9条護憲派をいっぱい抱え込んでしま

ったから、今後は動きにくい面はあると思う。

だが、9条護憲派にも、「立憲主義の徹底」としての改憲が

あるということを説明しなければならない。

侵略戦争を防ぐ改憲が必要だと、分かってもらえると思う。

 

わしは小学生の時、夏休みの課題で、ベトナム戦争を批判

する記録を作った。

アメリカによる侵略戦争だと思ったからだ。

 

数年前は、イラク戦争に大反対して、これは侵略戦争であり、

失敗すると、全力で批判した。

「自衛権」の名目で、侵略戦争の片棒担ぎをすることを防ぐ

ためには、「立憲主義」を徹底させなければならない。

 

安倍政権には改憲の大義がないが、立憲民主党には改憲の

大義がある。

従米保守とは戦わねばならないのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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