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トッキー
2017.10.9 03:28新刊情報

「日本人なら知らなければならない」天皇論

『日本人なら知っておきたい天皇論』
(ソフトバンク新書)
感想をご紹介します!



「日本人なら知っておきたい天皇論」
読みました。
対談相手が田原総一朗氏だったせいか、
本を読んでいるというよりは、
「朝まで生テレビ」の番外編を
見ているような感覚になりました。

読む前は朝生での討論や、
「天皇論」など小林先生の著作で
論じられた事のおさらいの様な
本かと思ってましたが、
日本皇室とイギリス皇室の違いなど
新しい知識・情報も所々盛り込まれ
ていて、面白かったです。

特にGHQは天皇をイギリス式の
立憲君主にしようとしてたのに、
宮澤憲法学などの影響で
天皇が「ロボット化」された
という話は驚きでした。
天皇をロボット化したのは
アメリカではなく、
日本人自身だったとは、
何て皮肉なんだと情けなくなりました。
戦後の「天皇ロボット論」が
日本人の天皇観を、大きく歪めている
のではないかとも思いました。

女性宮家創設による皇位継承の
安定化だけでなく、「天皇ロボット論」も
日本人が皇室のためにクリアしなくては
ならない課題だとも感じました。

最後の方の「日本の皇室に
外国人が入ったら」という話、
小林先生もだいぶ悩んでたようですが、
僕も読んでて悩ましかったです。
この事もまた、議論する必要が
出てくるのでしょうね。

この本は「日本人なら読まねばならない」
本で、「日本人なら知らなければならない」
知識が凝縮された本だと思います。
(monmonさん)

議論しなければならないし、
陛下もおそらくそれを望んでおられる。
議論し、考えることで、
「天皇論」は常に
バージョンアップされていく。
この本は、現在最新の
『天皇論』です!!
トッキー

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