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トッキー
2017.10.3 05:15その他ニュース

古谷ツネヒラちゃんの陳腐な『戦争論』批判

「小林よしのりの『戦争論』が
ネトウヨを生んだ」
という、
使い古されてカビの生えた難癖があります。

もともとは左翼が意趣返しで
言い始めたことですが、
ある社会現象が
たった一冊の本のせいで
起きたなんて言ってしまっては、
いくらなんでもあまりに短絡的で、
知性を疑われてしまうということに
ようやく気付いたのでしょう、
いつの間にかそんな声も
すっかり聞かれなくなりました

…と、思ったら、
よりによって今ごろになって、
何周遅れているんだと
言いたくなるような
恥ずかしいことを
言い出した人がいます。

ホスト風ライターの古谷経衡氏です。
現代ビジネスで
と題する記事を書いているのですが、
その中で本人が認めているとおり、
古谷氏自身、高校時代に『戦争論』を読んで、
「良い意味での精神的ショック」を受け、
「小学館編集部(小林)あてに
個人的にファンレターすら書いた」
という人です。

その後、古谷氏は一時はネトウヨと
同調しながら後に批判に転じ、
チャンネル桜に出演しながら後に袂を分かち、
いつの間にやらシールズを
持ち上げるようなことを言い出したり、
天皇生前退位に向け尽力する民進党を
揶揄するようなカス記事
書いたり
していたのですが、それがなぜか
今になって『戦争論』を
攻撃し始めて、
「同書の内容は、
すでに当時の保守論壇で
使い古されていた陳腐な歴史観の
漫画化に過ぎない」
とか言い出したのです。

これも腐るほどよく見たなあ。
もうボクは『戦争論』の影響なんか
卒業したんだい!
もうボクは『戦争論』が陳腐だってことを
見抜くことが出来るくらいに
成長したんだい!
ってムキになって言い出すパターン。

自意識だけ肥大したガキが
「父親殺し」をしようと
ジタバタしている様が丸見え過ぎて
思わず苦笑してしまいます。

しかも、『戦争論』が
「陳腐」だと言えば言うほど、
実は『戦争論』をそんな風にしか読み取れない
己の知性と感性の陳腐さを暴露している
にすぎないというのに、そんなことにも
気づいていないのだから、実に哀れです。

いい機会なので、
これからこの記事をテキストに、
ツネヒラちゃんが『戦争論』を
いかに幼稚で陳腐な読み方しか出来て 
いないのかということを、
じっくり解説していこうかなと思ってます。
(つづく)
トッキー

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