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小林よしのり
2017.9.6 00:57日々の出来事

政治家の不倫沙汰は許されないが・・


わしは本来、政治家の恋愛沙汰、不倫沙汰を認めていない。

税金で雇われている身なのだから、「私」の欲望は抑えて、

「公」のために尽くすのが政治家の使命だと思っている。

政治家を志した時点で、それだけの覚悟は持つのが当たり前

だと考える。

 

山尾志桜里はわしが女性初の総理になれる逸材だと期待して

いただけに不倫スキャンダルは残念だ。

ネットではいまだに「ガソリーヌ」と呼ぶ嫌がらせが続いて

いて、だが汚名挽回は間もなくと思っていたのに、今度は

「ウワキーヌ」と言い出した。

 

明日発売だから、まだ見ていないので、何とも分からない。

特に写真が重要だ。

シティホテルに入っていく写真なら、まだ言い訳は立つが、

ラブホテルだと難しい。

 

言っておくが一私人なら不倫なんか何の問題もない。

わしみたいに作品に描いてしまって、人を楽しませること

だって出来る。

政治家だから問題なわけで、幹事長を降ろされたり、重要な

役職をすべて避けられたりして、出世できなくなる。

 

しかも現在の世相は恋愛スキャンダルより、不倫スキャンダル

の方が厳しい。

貧困層が増えているから、不倫なんて既得権益者の特権と

見られるのだ。

わしにはその特権があって当然だと開き直れるが、政治家は

違う。

中間層の下位部分と、貧困層の支持を失ってしまう。

 

山尾志桜里は「事実無根」を決め込むしかない。

認めたら家庭が崩壊してしまう。

 

わしは山尾志桜里を総理にする会・代表だが、まだ代表を

降りるつもりはない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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