第2次世界大戦後、国際法上、武力行使は違法化され、
なのに「戦争」
何故か。
理由は簡単。
国家間の利害対立などの解決手段として
「武力」の必要性、
本来は、
解決するはずだった。
しかし、
その構想が頓挫(
当時、
それをカバーする為に、例外的(!)
「自衛権」の行使という形で、“普通に”
特に「集団的」自衛権の行使という名目で、
(
例えば、
「ハンガリー動乱」の時に、
ベトナム戦争もアメリカなどの集団的自衛権の行使。
ソ連軍のアフガニスタン侵攻も同じ。
個別的自衛権だけなら武力行使の範囲はかなり狭まる。
ところが集団的自衛権となると、どうか。
事実上、
武力行使の違法化が殆ど無意味になるほど。
だから、
事実自体を知らないだろう。
国連憲章で初めて登場した集団的「自衛権」という考え方。
これは本当に“自衛”権なのか。
何しろ一般に、
自国と“密接に関わりがある”
武力行使全般が原則「違法」
現在の国際法を巡る現実は、虚構と欺瞞に満ちている。