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トッキー
2017.7.29 11:29新刊情報

「明治日本を作った男達」名もなき人々の魅力!

大東亜論 第三部
「明治日本を作った男達」
感想をご紹介します!


大東亜論第三部、面白いです!
TPP論の頃よりも、頭山満をはじめ、
登場人物が小林先生のキャラの魅力を
より取り込んで、生き生きと
暴れているのがいいですね。
明治の男達の豪胆さと骨太さと
行動力に引き込まれ、
さらにそのキャラがよしりん作品
独特の
濃い魅力をも
ふりまいているのが楽しいです。

実際に激動の時代を
生き抜いた人物も魅力的ですが、
史実に残っていない、名もなき人々が、
小林先生の発想で活躍する
ところもまた楽しいです。
岡りなもかわいかったですし、
伴野のキャラも強烈でした。
また二周目読み込みたいと思います。
(皿うどんボンバーさん)



例えば奈良原至という人は、
歴史的には全く無名だけれども、
夢野久作の『近世快人伝』など、
参考になる資料がわずかながら
残っています。

しかし、実際には玄洋社などで
活躍していた人には、
名前しかわからない人も
ものすごく多いし、
名前すら残っていない人は
それよりはるかにいるに違いありません。

そんな文字通り「名もなき人々」の
生きた歴史を描けるのは、
「物語」しかありません!

『大東亜論』は、
こういうことにも挑戦するべく
論から物語へと踏み出した
と言えるでしょう。

よしりん先生の発想力によって
ここに蘇る、明治の時代を
強烈に生き、死んでいった
人々をの姿を、ぜひ楽しんで
読んでください!



トッキー

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