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笹幸恵
2017.5.17 02:13

眞子さまのご婚約

眞子さま、ご婚約おめでとうございます。
お相手の方の記者会見の様子も、
語れることとそうでないことを
懸命に考えて誠実に答えていらして、
25歳でこんなしっかりした方がいるんだなあと
近所のおばちゃん気分で見守っておりました。

そして、もしこのまま女性宮家の創設がなければ、
皇族方は減っていくのだと、
誰の目にも明らかになりました。
それは「ずいぶん先の話」ではなく、
「目の前で起こる現実」です。

誠実で勤勉で親しみやすい雰囲気を持つ
眞子さまには、ぜひ皇族としての活動を
続けてほしいと一国民として願っていますが、
まずは何より、一人の女性としてお幸せになってほしい。

ご結婚までに、もし、もしですよ、
女性宮家の創設が決まったとしたら、
お相手の男性が皇室に入ることになるのでしょう。
(竹田恒泰が「男性が皇室に入るなんて気持ち悪い」と
言っていたけど、「どこがだよ!?」と思います)
そして現状のままなら、眞子さまが民間に下ることになります。
どちらに転んでも、眞子さまにとって、お二人にとって、
この先の運命が大きく変わることになる。

それらをすべて引き受けることを覚悟されたうえでの
お二人のご婚約発表だったのではないかと思います。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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