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高森明勅
2017.5.8 22:00

『正論』危うし!?

拙宅の近くに中型書店がある。

ここで手に入る本や雑誌は、
なるべくこの店で購入するようにしている。

『昭和天皇実録』3冊(1回配本分)とか、
遠方の大型書店から持ち帰るのが億劫な、
重めの本も。

ちなみに通信販売は利用しない。

愛犬、豆太郎と散歩がてら、
よく覗いている。

雑誌コーナーには『文藝春秋』『月刊Hanada』『新潮45』
などが平積みになっている。

いつの頃からか、『正論』は平積みから外され、
棚に差してあるだけになった。

今月の発売日(5月1日)には、
棚に1冊(!)しか差していなかった。

今の発行部数はどのくらいなのか。

これまでの編集長の何人かを存じ上げているだけに、
他人事ながら気になる。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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