ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2017.4.10 08:28ゴー宣道場

「九州ゴー宣道場」で起こった面白いこと


「九州ゴー宣道場」は大盛況のうちに終わった。

わしとしては3分の2が初参加という、かつてない事態に驚き、

やはり東京には来れないが、福岡になら集結できるという人々

が多かったのだということを知り、納得した。

 

九州から、関東から、集まってくれた設営隊の努力に敬意を

表する。滞りなく終えられて良かった。

 

わしの目の前に座っていた高校1年の女の子と、中学1年の弟が、

あまりに真剣に聴いていて、うなづく個所も、笑う個所も的確で、

その反応にあっけに取られてしまった。

なんという可愛い子供たちだ!

 

あとで控え室に来てもらうと、なんと姉弟で、相当に『ゴー宣』

を何冊も読みこんでいて、『ゴー宣』のキャラクターを自分たちで

描いて楽しむほど嵌っていたので仰天した。

姉の方は社会問題を考えるのが好きらしい。

 

この子たちは来年になっても、『ゴー宣』に興味を持ち続けて

いるのだろうか?

来年もこの子たちに会えるなら、また「九州ゴー宣道場」を

開催していいと思えた。

 

カレーせんべいが野望を逞しくして、「関西ゴー宣道場」の

定期開催を直訴してきた。

上意下達ではなく、現場を持つ常識ある大人が、主体的に

動いていく姿は、わしは好感を持つ。

 

関西は女性中心の設営隊にするそうで、ふぁんたんさんが

設営隊長になるという。

カレーせんべいはそれを支える役目に徹して、「ゴー宣道場」

のために暗躍するつもりか?

 

とりあえずは11月に「関西ゴー宣道場」3回目を開催する

と約束した。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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