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高森明勅
2017.4.8 00:00

民進党の全議員懇談会へ

4月6日、民進党の「皇位継承等に関する全議員懇談会」に招かれた。

先頃、ご譲位を巡って衆参正副議長による“議論のとりまとめ”が、
与野党全体会議で了承された。

これをうけて、その内容をどう評価するかをテーマに、
講演を依頼されたのだ。

司会は山尾志桜里議員。

冒頭、皇位検討委員会の長浜委員長の挨拶。

次に、馬渕同委員会事務局長から
「とりまとめ」
及びこれへの党のスタンスについて解説があった。

私は初めに、ご譲位を巡る民進党のこれまでの取り組みに対し、
率直に敬意と感謝の念を表明した後、次の5つの柱に沿って話した。

(1)昨年8月8日(あるいは7月13日)以降、
何が問われたのか。
(2)
政府の狙いは何だったのか。
(3)これまでの経過のポイント。
4)「とりまとめ」への評価。
(5)成果と課題。

終了後、野田幹事長から丁寧なご挨拶を戴いた。

山尾議員からは
このテーマで会場から笑いを取るなんてさすがですね」と。

褒めて戴いたのか、呆れられたのか。

いずれにしても、野田幹事長をはじめ中核になっている皆さんは
戦いはまだこれから!」との気概をお持ちだ。

心強い。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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