先に、天皇の公的行為についても「内閣の助言と承認」
錯覚している憲法学者がいた事について、述べた。
その時に、実際の内閣の助言と承認の具体的な形式を紹介した。
これが一般には余り知られていなかったようだ。
そんな中身だったのかと、驚いた人もいたらしい。
「助言と承認」
別々に行われる、と思っていた人も多かったようだ。
普通の国語の使い方なら当然そうなる。
だが実態は違う。
両者は一体として行われている(昭和39年4月23日、
委員会での高辻正己内閣法制局次長の答弁)。
具体例を追加しておく。
法律上、天皇の認証を必要とする官吏(
人事官の任命の「認証」(国事行為)
掲げておく。
「〇〇
右謹んで認証を仰ぎます。
年 月 日内閣総理大臣 氏名」
なお認証官の任命にあたっては、
られる「認証官任命式(認証式)
ながら、
ちなみに、「助言と承認」
日本側は、
とか「
しかし、
念のため。