ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.12.19 02:45ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答2です


60回「ゴー宣道場」アンケートの回答がもう一回分

残っていた。

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◆朝ナマ等テレビで見て、三浦氏が言っていることは

よく分からず、良い印象をあまり持っていませんでした。

今日、ゆっくり話を聞くことができ、用語は難解でしたが、

共感や納得できる点が多く、また話を聞きたいと思います。

(神奈川県・35歳男性・会社員)

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日本人ならみんな日本語使ってるのに、言葉づかいが

違っていて、どういう意味なのか分からないときが

あるんだよね。

日本語ですら個人個人で単語の意味合いが違っているのに、

そこで英語を混ぜられると、ちんぷんかんぷんになるん

だよ。慣れが必要だね。

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◆三浦さんのTVで見る印象と違う一面を見れて

良かったです。

同じリベラルといっても、井上達夫氏が「理」が重要

(皇室について)で人に権威を求めるのではなく、

法などに権威を求めるというのとは異なる意見が聞けて

よかったです。

リベラルって何?という疑問は消えませんが…

(東京都・45歳男性・会社員)

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わしもまだ分かってないから大丈夫。

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◆主人という言葉を自然に使っているからと、自然体の

保守という感じもしました。

(神奈川県・43歳男性・会社員)

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保守だって天皇の考え方も、防衛の考え方も、

全く違うからな。

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◆何で、三浦さんはこんなに理解しにくい方なんだろう…

と、ずっと考えていました。

小林師範が言われた「言葉が違う」という表現がしっくり

くる気がします。

ご自分も、自らわかりにくくしているような面もあると

思います。

ガーデニングの話とかは親しみを感じたので、そんな

印象を持たせてしまうのは、もったいないなあと思うの

ですが、余計なお世話ですね(笑)。

(東京都・39歳女性・看護師)

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わしは義務教育卒業の日本人なら分かるようにと心がけて

いますから。

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◆小林さんの言葉の圧倒的なわかり易さ、説得力、

的確さは、さすがでした。

若い世代の時代による変化にまで気づいているのが

参考になりました。

三浦さんはテレビよりキレイでした。

(新潟県・58歳男性・派遣社員)

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若い世代の感覚の変化は、時代を先取りしてる部分も

あるので、アナクロニズム保守にならないように研究してる。

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◆女性の在り方、男性と女性の考えの違いなどいろいろな

意見をきくことができて、なるほど…と感じることが

たくさんありました。

シェアハウスなど、どんどん、社会が変化してきていて、

どうなっていくのだろうと思っています。

(千葉県・21歳女性・講師)

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シェアハウスも結局は共同体の再構築だからね。

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◆ともすれば討論という形式は、相手を論破するという

ことが目的になる事に変わってしまうことも多いと感じる

のですが、三浦氏には異なる主張をねじふせようとは

思わないという自立した姿勢が感じられて気持ちよかったです。

三浦氏の「35歳いろいろ大変説」は、まさに今、

私の職場で起こっています。

36歳の同僚女性の中で“育休中2人”、出産控え1人、

その穴埋めをしつつ常勤で働き続けている2人という状況

が発生していて、出産タイムリミットが迫る中で、

職場の事を考える人であればあるだけ「とてもじゃない

けど私は今産めない」とセーブをかけざるを得なくなって、

出産祝も心からできなくなっているように思います。

育休中の人も預ける場所が決まらないのでいつから復帰

してくれるのか見えず、待つ立場としても体制をどうする

か見えない状況なので困っています。

小さい組織なので大変です。

(神奈川県・49歳女性・パート職員)

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それは分かるなぁ。中小企業は余裕ないはずだからな。

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◆倉持先生の女性議員に関して、私もあの方達が自立した

一人の女性として国民に選ばれた議員とは思えないです。

イメージアップの為に女性を登用しているが実際は

部活の女子マネージャーや会社のお茶くみ係にしか

思えない感じがしました。

三浦さんが今の皇室典範のままでも、権威に憧れる女性が

いるので嫁ぐ人はいるとは言っていたが、皇室の重みや

責任感を何も把握せず嫁いでも国民はその人に対して

敬うことができるのか疑問だし、その女性を選んだ

皇太子殿下も敬意を払う人が減り権威を失うきっかけに

なるかもしれないと思った。

(東京都・36歳男性・俳優)

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その通りです。そもそも馬鹿な女は選ばれません。

けれど利口な女は「男子を産む機械」にはなりたがり

ません。

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◆日本で活躍する女性は、高い地位に行く為に男性に

おもねり、自分の地位が高くなったころにはすっかり

男性の考えに染まり、女性としての考え方を忘れて

しまうのではないかと感じた。

そうして男性化した女性が、女性間での立場の対立を

生んでしまっているようにも思われる。

(静岡県・19歳男性・大学生)

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若いのに鋭いよ。

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◆先の見通し、希望が無いから、恋愛も結婚も子供も

諦めてしまうのだと思います。

今すぐ状況が改善しなくても、希望があれば頑張れる、

耐えられると思うけど、先が見えず、まっ暗なら、

守りに入るしかなくなります。

私自身、そんな気持ちを抱えています。

(神奈川県・35歳女性・会社員)

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そうなんだよね。それが分からないのが自民党の政治家

であり、自称保守であり、ネトウヨなんだよね。

亡国な奴ら、亡国奴だな。

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◆三浦先生の、八木氏らに対する「何でこの人達はそんなに

偉そうなんですか?」という単純な疑問が面白かったです。

というか、自称「元勲」という高森先生の評に納得しました。

しかし、日本で現在「保守」を名乗る人達ほど、ことに

皇室問題について非常識な発言をしているのは、

どういうことなのかと思います。

(東京都・36歳・会社員)

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人間は案外簡単にカルトに嵌るものだ。

しかも集団で嵌ったときは、個人主義のない日本人は

抜け出せないものだ。

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◆「権威というのは信頼」というよしりん先生のお言葉は

「それだ!」と思いました。

これはまさに「制度」では成り立たない、その人個人の

人柄や言動によるものだと思います。

(長野県・38歳女性・会社員)

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神棚に飾っておけば権威が発生すると考えるのが、

男系保守の亡国奴です。

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◆男系絶対派に対する感想が三浦氏も小林先生や高森先生

と同じ様に感じているのが意外でした。

また高森先生の明治以後の儀式は倭国の頃のものである

という意見は初耳でとても勉強になりました。

(東京都・29歳男性・会社員)

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高森氏ってやっぱりよく研究してるよね。

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◆「理」の根底は「情」であるというのに納得しました。

要は、その「情」がどうであるかが大事なのだと思いました。

「DDD」の「情」はクサっているのでしょう。

(埼玉県・42歳男性・自営業)

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腐っています!

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◆天皇制は次代の変化に合わせ、天皇と国民が信頼し合って

行けるよう、将来の日本の為にも形骸化したこだわりは捨て、

皇位の安定的継承につながる様に政府に行動して欲しい。

(神奈川県・49歳男性・船員)

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因習に合わせていたら滅びます。

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◆よしりん先生が締めでおっしゃられていましたが、

言葉が難しくて、正直疲れました。

でも決して嫌な疲れ方ではなくて、ここちいい疲労感という

感じで、すごく満足しています。

特に印象に残っているのが、大学まで無償化すべきかの話で、

私としてはすべきだと感じました。

理由としましては、やはり大半の人が会社員になる、

その会社員になるには大卒が条件だという企業が多い

からです。

才能があって大学に行かなくてもかまわないという人は

少数ではないかと思います。

(大阪府・32歳男性・会社員)

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高卒で正社員になれる時代があったのになあ。

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◆今回は出ませんでしたが、グローバリズムの話になったり

すると対立点が出てくるのかも、と思ったので、

次回があればそういうお話も聞きたいです。

オマケもあって、今日はホントに来て得しました。

ありがとうございました。

(東京都・44歳男性・会社員)

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「ゴー宣道場煎餅」に対する賛辞が少ないな。

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◆権威とは信頼という話で、八木氏とよしりん先生の対比が

印象的だった。

単なる制度にして、ロボットのように天皇を扱えば国民から

の信頼は、権威はなくなると思う。

表面的に敬っても心からの敬愛は生まれない。

(千葉県・26歳男性・会社員)

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国民の信頼なんかいらんと考えるのが男系カルトです。

天皇陛下の考えはわしのと同じだと思います。

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◆皇室にはリベラルも保守もないと思いました。

日本国民としてどの立場の人にとっても大切な存在である

と改めて思いました。

三浦さんの皇室の立場とよしりん先生に共通する部分が

あるのは、陛下個人に対する思いやりがあるからだと

思います。

立場をこえてリスペクトできる存在である天皇が日本に

いることに感謝の気持ちで一杯になりました。

今日はありがとうございました。

(神奈川県・33歳男性・教師)

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ただしリベラルは「自由」だから、基本的人権が奪われる
「天皇制」に関しては、本来は反対になると思うよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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