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小林よしのり
2016.12.3 02:30日々の出来事

怪しい奴は拷問で吐かせろ(これシャレ)


「鬼平犯科帳」は前後編いっぺんに見ようと思って

録画している。

だいぶ前からレギュラー陣が全員、老いてしまって

無理が出てきたなあとは思っていた。

艶っぽさがなくなってしまったのだ。

しかし中村吉右衛門の雰囲気、しゃべり方はカッコ

良すぎて、あれに代わる鬼平役者はいないだろうと

思ってしまうのだ。

残念だ。人は老いるから残念だ。

できるなら役者全員が若返って、もっと鬼平シリーズが

見られれればいいのだが、それは無理だ。

 

「砂の塔」が意外に面白くて見ている。

松嶋菜々子、菅野美穂と向かい合うと、背が高いなあ。

けど、目を見開いてする演技が恐かった。

本来、菅野美穂も悪女が似合うのだが、今回は普通の

主婦役で見事な演技をしている。

 

松嶋菜々子の夫の反町隆史も「相棒」でいい味を出してきた。

官僚だったときは嫌いだったが、刑事になって良くなった。

「相棒」は脚本によって出来不出来の差が激しい。

鶴田真由が出ていた回はなかなか良かった。

 

その「相棒」でいい演技していた成宮寛貴がコカイン吸入の

疑惑が報道されて残念。

高樹沙耶も大麻讃美者だが、「相棒」から二人も

薬物中毒者が出るというのはどういうわけだ?

 

そして安倍晋三の妻・安倍昭恵は小池百合子との対談で

「日本を取り戻すことは大麻を取り戻すこと」と言ってるが、

高樹沙耶と同じく大麻讃美者である。

このような発言をするには、体験の裏付けがあるもので、

吸ってみなけりゃ言えるものではない。

昭恵夫人が親しくしていた大麻加工販売会社の代表が、

大麻不法所持で逮捕されているから、限りなく怪しい。

マスコミは安倍政権を恐れて追及しないのかもしれないが、

薬物への警戒心を首相夫人が消滅させるのは奇怪千万!

オウム真理教が奇妙な発言ばかりしていたときに、わしは

警戒を怠らなかったが、昭恵夫人もわしは警戒すべきだと

思っている。

鬼平なら拷問で吐かせるのだが。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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